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ミニフィギュアは、主任エンジニア

マクラーレンスーパーカー史上、最も軽量で革新的なモデル「エルバ」が、レゴになって登場した。

【画像】マクラーレン・エルバ LEGOと実車【比べる】 全128枚

ルーフ、ウィンドスクリーン、窓が存在しないエルバは、“忘れがたいドライビング・エクスペリエンスをもたらす”オープントップ・スピードスターだ。

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マクラーレンエルバのレゴセットと、アルティメット・シリーズの主任開発エンジニアを務めるレイチェルブラウンさん。    マクラーレン・オートモーティブ

全263ピースのレゴセットは、実車と同様にワイドなシャシーに2座のオープン・コクピットを採用。

高速走行時に乗員を風雨から守るアクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS:仮想的なキャノピーを作る)のエアベントを含め、ディテールまで本物さながらに再現されている。

そのサイズは全長16cm、全幅7cm、全高4cmとなっており、組立てる興奮、飾る楽しみ、エアロダイナミクスを駆使したドライビング・アクションを兼ね備えた。

さらに、レーシングスーツとヘルメットに身を包み、レンチを手にしたマクラーレン ドライバーのミニフィギュア1体が付属する。

対象は7歳以上 6月発売

実はそのモデルとなったのは、英マクラーレン・オートモーティブアルティメットシリーズ主任開発エンジニア、レイチェルブラウンだという。

彼女は、マクラーレン・セナGTRといった驚異的なモデルのプログラミングに携わるとともに、今年1月に発売されたレゴのセナGTRのデザインや、制作のサポートにもあたった人物だ。

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完成品のレゴセットを手にするレイチェルブラウンさん。    マクラーレン・オートモーティブ

担当するモデルがアルティメット・シリーズとあって、構想段階から製造まですべてに関わり、サーキットのテスト走行や風洞テストなども担当している。

「限界を押し広げるコンセプトスケッチから最終的な車両製造まで、エルバの開発に関わるすべてに携わることができたのは、わたしにとって驚くべき経験でした。さらに今回、そうした努力の結晶がレゴ・スピードチャンピオンエルバに姿を変え、世界中の子どもたちやファンの皆さんと共有できると思うと、格別な思いです」

「クルマを走らせ、テストすることは、子どもの頃からの夢でした。それが今や自分の仕事の一部になっているとは未だに信じられません。これが若い人々の刺激となり、自動車業界や設計・エンジニアリングの世界でキャリアを目指すきっかけになれば嬉しく思います。本当に数多くの信じられないようなチャンスが存在しますから」

エルバのレゴは、対象年齢が7歳以上。組み立てながら構造を学ぶことができ、完成したあとは飾ったり、セナをはじめとするスピードチャンピオンの他のモデルカーと競わせて楽しむこともできる。

LEGOスピードチャンピオンマクラーレンエルバは、6月からレゴのウェブサイトや、レゴストアのほか、世界中の量販店で販売される。


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