国際親善試合のスペイン代表vsポルトガル代表が4日に行われ、0-0のドローに終わった。

ユーロ2020本大会前のテストマッチとして実現した優勝候補同士によるビッグマッチ

ワンダメトロポリターノにサポーターを迎えたスペインは、GKにウナイ・シモン、最終ラインでは右サイドバックに置いたマルコス・ジョレンテを除きパウ・トーレス、ラポルテ、ガヤと左利きの3人を配置。中盤はブスケッツ、チアゴ、ファビアンルイスのトリボーテ、前線は右からフェラン・トーレス、モラタ、サラビアを起用した。なお、フランスからスペインに国籍変更したラポルテはラ・ロハデビューとなった。

一方、大会2連覇を目指すポルトガルは、チャンピオンズリーグ決勝を戦ったマンチェスター・シティの3選手と、ベンチスタートブルーノ・フェルナンデスを除く、現状のベストメンバーを起用。[4-2-3-1]の前線はクリスティアーノ・ロナウドを1トップに置き、2列目が右からレナト・サンチェスフェリックス、ジョタとなった。

試合は立ち上がりからホームスペインボールの主導権を握って押し込む入りを見せる。その中でM・ジョレンテとガヤの両サイドバックが高い位置を取って内に絞るウイングとのコンビネーションで惜しい場面を創出する。

一方、ボールは握られるものの、粘りの守備で決定機まで持ち込ませないポルトガルは、なかなか良い形で前線にボールが入らない。それでも、23分には左CKの場面でDFパウ・トーレスに競り勝ったフォンテのヘディンシュートゴールネットを揺らす。しかし、これはフォンテのオフェンスファウルを取られてゴールは認められず。

前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。70%を超えるボール支配率も、攻め切れないスペインは27分にモラタのクロスからボックス内のフェラン・トーレスに決定機も、ヘディンシュートを枠に飛ばせず。一方、ポルトガルは相手の背後を狙う形の攻撃からワンチャンスを狙ったが、決定機はおろかシュートまで持ち込めずに前半を終えた。

0-0で折り返した後半、先に動いたのはポルトガル。完全に消えていたフェリックスを下げて、サプライズ招集となったスポルティングの22歳MFゴンサウヴェスをA代表デビューさせる。

一方、前半と同じ11人で臨んだスペインは右サイドバックに入ったM・ジョレンテを突破口に相手ゴールに迫る。

まずは54分、右サイド深くに侵攻したM・ジョレンテからの折り返しをボックス中央に走り込んだモラタが右足ダイレクトシュート。さらに、DFフォンテにブロックされたこぼれ球を左足で狙うが、今度は枠の右に外してしまう。続く58分にはボックス右のゴールライン際で身体を張ってボールを残したM・ジョレンテの折り返しにサラビアが反応も、シュートを枠に飛ばせない。

流れを変えたいポルトガルは59分、ペペとセルジオ・オリベイラを下げてウィリアム・カルヴァーリョとB・フェルナンデスを同時投入。この交代でダニーロがセンターバックポジションを下げた。すると、直後の60分にはボックス右ライン際でC・ロナウドが上げたクロスから決定機が訪れるが、ジョタのヘディンシュートは枠を外れた。

その後、徐々に試合がオープンとなり始めた中、スペインは63分に3枚替えを敢行。ブスケッツ、パウ・トーレス、チアゴを下げてエリックガルシアペドリバルセロナコンビとロドリを投入。67分にはそのロドリのお膳立てからシティの同僚フェラン・トーレスが鮮やかなカットインから左足を振り抜くが、このシュートは枠の右に外れた。

後半半ばから終盤にかけては互いに積極的に交代カードを切っていく。引き続きスペインが押し気味に試合を運ぶが、フェラン・トーレスらが幾度か訪れた決定機を決め切れない。88分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのコケからの正確なクロスゴール前で競り勝ったフェラン・トーレスバックヘッドゴール右隅に飛ばすが、ここはGKルイ・パトリシオのファインセーブに阻まれた。

さらに、試合終了間際の91分にはスペインにこの試合最大の決定機。ハーフウェイライン付近でガヤが背後のスペースに蹴り込んだボールにモラタが反応。そのままボックス左まで運んだが、GKとの一対一の状況で放った右足のシュートクロスバーを叩いた。

終始スペイン優勢もモラタを始め再三の決定機逸とポルトガルの堅守によって、注目の強豪対決はゴールレスドローに終わった。

スペイン 0-0 ポルトガル

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