女性教師

アメリカの高校に勤務していた女の教師が、男子生徒に手を出したことから逮捕され、その後に自らの命を絶った。きわめて優秀と評価されていた女教師の裏の顔を、アメリカの『AL.com』や『DAILY BEAST』などが報じている。


■男子生徒2名と肉体関係

問題の女教師は、アメリカ・アラバマ州ローレンス郡の公立高校に勤務していたレスリー・ギレスピー(44)。彼女は2020年9月のある日の放課後、15歳、16歳の男子生徒2名と肉体関係を持った。

それが先月になって発覚し、27日にギレスピーは未成年者性的虐待および暴行の容疑で逮捕・起訴された。保釈金6万ドル(日本円にして約660万円)を支払い、その日のうちに保釈されたという。


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■遺体を発見

ところが先月29日午前、ギレスピー容疑者は保釈中の自宅で遺体となって発見された。警察は拳銃自殺だったことを発表している。ギレスピー容疑者は、2019年には「年間最優秀教師」に選ばれるなど、保護者や周りの教師らからの期待も厚かった。

そうした名誉や評価を台無しにし、人々の期待を裏切ったこと、有罪判決が下れば刑務所行きは免れないことなどから、自ら死を選んだものと思われる。

■真面目な性格だった

ギレスピー容疑者のような、物事に常に真面目に取り組んできた人が、「まさかあの人に限って…」と言われるような不祥事を起こすことが稀にある。性衝動による大胆な行動も一例だ。

人間誰しも欲望を抱くものだが、法律的にも一般常識的にも容認されないものもあり、それを制御してくれるのが理性だ。その理性が機能しなくなる原因として、寝不足、精神作用のある薬、飲酒、強いストレスを挙げる専門家は多い。


■理性を失う前に

事件を起こしてしまったら、そこまで築き上げてきた地位、名誉、社会的信用ををすべて失うことになる。会社からは解雇され、家族も離れてしまうだろう。そうならないためにも、過労を自覚したら休む、十分な睡眠をとる、そして息抜きやストレス解消を忘れないことが大切だ。

また、それまで非常に優秀だと評価されてきた人物が、様々な要因が重なってうつ病を発症するケースも増えている。心の不調を感じたら信頼できる上司に相談する、もしくは医療機関を頼るのも一つの手だろう。

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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ

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