ダウンタウン・松本人志

6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、東京五輪開催への賛否の声がテーマに。松本人志のコメントに、ネット上の注目が集まっている。


■尾身会長は「普通ではない」

開幕まで約2カ月と期間が迫るなか、いまだ開催の可否が名言されていない現在。一方で今月1日には、ソフトボールオーストラリア代表が日本入りするなど、着々と準備が進んでいる様子も。どちらにも振り切れない状況に、多くの国民がもやもやしているようだ。

また国民だけでなく、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長も、開催に関し「普通ではない」とコメント。これに対し丸川珠代五輪相が「我々はスポーツの持つ力を信じて今までやってきた。全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言っても」と話すなど、波紋を呼んでいる。


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■「コロナの立ち場になって…」

こうした状況について、松本は「一番東京オリンピックを心待ちにしてんのは誰かなと思ったら、コロナなんですよね」とコメント。

さらに「コロナの立ち場になって、あいつらが一番嫌がること」を想像することが重要だと示唆。「そこを考えることで、なんとなく答えが見つかってくるような気がする」と話していた。

この松本のコメントは、ネット上で話題に。視聴者からは「その考えが一番現状に合っている」「それを言い出したら、どんなイベントも開催できないのでは?」などとさまざまな反響が寄せられている。


■東京五輪は開催できると思う?

しらべぇ編集部が5月6日から7日にかけてツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の90.5%が「東京五輪は中止すべき」と回答している。多くの国民は、開催が非現実的だと考えているようだ。

東京五輪・新型コロナウイルス

昨年から延々とつづいている五輪開催可否への議論。緊急事態宣言が延長されたばかりということを考えると、開催を批判的に捉える人が多いのも当然と言えるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

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