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創立60周年を記念して

ルフトハンザ・ドイツ航空の公式Twitterが、日本時間2021年6月4日(金)、「ヤンキ-タンゴ(Yankee-Tango)」の愛称をもつ、同社のボーイング747-8(機番:D-ABYT)が定期便に再び復帰したと投稿しました。

この機は新型コロナウイルス感染拡大による航空需要減退の影響をうけ、2020年3月から地上で駐機状態のままでした。今回、一年以上の時を経て、6月3日フランクフルト発サンパウロ行きのLH506便から定期便に戻っています。

なお、この「ヤンキ-タンゴ」、機種は「ジャンボジェット」ことボーイング747シリーズの最新派生型「747-8」で、機齢は約6年とまだ若い旅客機です。ただ、最大の特徴はその塗装。新鋭機ではあるものの、この機は2015(平成28)年の導入当初から、1970年代から1980年代にかけ、ルフトハンザ航空で採用されていた、往年の機体デザインをまとっています。これは2015年に同社が創立60周年を迎えたことから導入された復刻デザインとなり、このたびの路線復帰でも、その塗装を継続しています。

ルフトハンザ・ドイツ航空ボーイング747-8「ヤンキ-タンゴ」(画像:ルフトハンザ・ドイツ航空公式Twitter)。