ドイツ代表は7日、ラトビアとの国際親善試合に臨んで大勝を収めた。

 ドイツ代表は3日に行われたデンマーク戦で1-1のドローに終わっており、直前に控えているフランス代表とのEURO初戦に向けて勝って弾みを付けたい一戦となった。

 開始早々からチャンスを迎え相手ゴールを脅かすドイツ代表は19分、DFロビン・ゴセンスの得点で先制に成功する。すると直後の21分にもイルカイ・ギュンドアンが左足を振りぬいて得点を重ね瞬く間に点差を広げる。

 27分にはゴセンスが深い位置から折り返したクロスに、トーマス・ミュラーが合わせて追加点。代表に“復帰”したベテランが2018年以来のゴールでチームを後押しする。

 その後カイ・ハフェルツのシュートがGKに当たってコースが変わり、オウンゴールで4点目を挙げたドイツ代表。前半終了間際にはこちらも“代表復帰”のマッツ・フンメルスがアウトサイドキックで技ありフィードを供給すると、最後はセルジュ・ニャブリが決めて5-0として前半を終えた。

 50分には途中出場のティモ・ヴェルナーが決めてドイツ代表がさらに突き放す。ドイツ代表はその後1失点を喫するものの、レロイ・サネが76分にとどめの追加点を突き刺し7-1で試合は終了。ドイツEURO最後の試合で快勝を収め、本大会に向けて良い準備となった。

 ドイツ代表のEURO初戦は15日に行われ、フランス代表と対戦する。またポルトガル代表、ハンガリー代表と同組となっている。

ドイツ代表がラトビア代表に大勝を収めた [写真]=Getty Images