真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)のピュアな思いが反響を呼ぶドラマ「着飾る恋には理由があって」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。6月8日(火)放送の第8話では、駿が過去と向き合う姿が描かれる。その過去の記憶を呼び戻すキーパーソンとして、かつての恋人・葉菜(山本千尋)が大きな役割を果たす。

【写真を見る】突然、駿(横浜流星)の前に現れた葉菜(山本千尋)

■葉菜が呼び戻した苦い記憶

「着飾る恋―」は、2020年に放送し大ヒットした「恋はつづくよどこまでも」をはじめ、幅広い世代の女性の共感を呼ぶ脚本で人気を博す金子ありさによるオリジナルドラマ。

綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ(川口春奈)が、“ミニマリスト男”藤野駿をはじめ価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深める中で、自分らしい生き方を見つけていく“うちキュン”ラブストーリーだ。

第7話ラストで以前勤めていた店「オルテンシア」のオーナーの娘・葉菜と再会した駿。元彼女でもある葉菜にまた店に来るよう言われ、駿は動揺する。店に戻るか苦悩する駿。その胸のうちには、苦い後悔があった――という展開が描かれる。

思いがけない形で葉菜と再会した駿。これまでも、駿の過去については断片的にだが明かされてきていた。将来を期待され、スペイン料理レストランを任されたが、うまくいかず店をダメにしてしまったこと。だが、潰れたと思っていた店がまだ存続していたこと。葉菜の登場で、駿は自分が置き去りにしてきた過去と向き合うことになる。

そんな中、真柴との関係には、またしてもすれ違いが生まれていた。駿は明るいキャラクターに見えて、肝心な気持ちはいつも胸にしまってしまう。真柴は、ひとり取り残されたように感じ、モヤモヤを募らせていく。すれ違う2人の様子を見かね、祥吾(向井理)が動き出す。

「着飾る恋には理由があって」第8話より/(C)TBS