デーブ・スペクター

8日、タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが公式ツイッターを更新。五輪関係者や与党議員に対して苦言を呈している。


■開催まであと45日

国際オリンピック委員会IOC)は、オリンピック7月23日から 8月8日パラリンピック8月24日から 9月5日に開催すると発表しており、7月23日の開催まで残すところ45日となっている。

さらに丸川珠代オリンピックパラリンピック担当大臣も8日の記者会見で、大会の延期は困難だという認識を示しており、予定通りに開催される方向で進んでいるが、新型コロナウイルス感染症の懸念からか、与党議員や五輪関係者の積極性がいまいち感じられないような状況だ。

そんな中、デーブが自身のツイッターで与党議員や五輪関係者に向けて苦言を呈している。


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■積極的な発言は誰からもなし

投稿の中でデーブは、与党議員や五輪関係者が、誰1人としてオリンピック開催に積極的な態度を示していないことを指摘。

「開催中止はないとか安全対策どうのこうのばかり」「あとはいらないスポーツ精神論」と例をあげ、五輪関係者や与党議員から「オリンピックやります!」とはっきりとした宣言がないことに苦言を呈していた。

■「やるならやり切って」

さらにデーブは現在の状況を歯槽膿漏治療に例えて表現。「我慢すれば終わりますから、みたいな」と事なかれ主義に済ませようとしているのではないかと感じている様子。

五輪関係者の主体性のなさにデーブは「本当に盛り上げ方が下手すぎる」「やるならやり切ってください」とはっきりとした五輪「開催」という姿勢を望んでいた。


■デーブの真剣な姿勢に…

投稿には「オリンピック最高って思わせる積極的アピールは皆無ですね」「やるならやる、やらないならやらない、はっきりすれば良いだけ」「ハッキリ 言いきってないですよね」と共感の声が。

また普段だとジョークを交えて投稿を行っているデーブだが、今回の真剣な姿勢にユーザーからは「マジモードなんだな」「駄洒落をつぶやいてない、これは大変な事態になりましたね」と緊張感を感じたコメントも寄せられていた。

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(文/しらべぇ編集部・中島隼貴

デーブ・スペクター、五輪関係者や与党議員に苦言 「盛り上げ方が下手すぎる」