今回は江戸時代にご飯とだし汁と合わせて暑気払いとして食べられていた胡椒についてお伝えします。

胡椒は世界四大調味料の一つで、香辛料や漢方としての需要が高まり、ヨーロッパでは通貨として使用されていました。

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胡椒の効果

・抗菌、防腐作用
まず抗菌、防腐効果は胡椒の起源としては有名なことですね!
お肉を腐らせずに長期間保存するため利用されていました。
この作用は体内でも同じく作用し、体内から細菌を追い出す作用があるとされています。

・血行促進、ダイエット効果
胡椒に含まれるピペリンという物質は血管を広げて血流を良くする作用があります。冷えやこりの緩和に効果があるとされています。
またピペリンが交感神経を刺激することでアドレナリンが分泌されて脂肪分解酵素が活発になります。

・食欲増進、消化機能アップ
香り成分や、辛味による刺激が胃腸の蠕動運動を活発にし食欲、消化機能のアップが期待できます。

リラックス効果
胡椒の香り成分は神経をリラックスさせ、怒りや不安を和らげる作用があります。ピペリンには気分を上げてくれるホルモン(セロトニンエンドルフィン)を増やしてくれる作用があります。

・防虫作用
食べるだけでなく、多くの害虫は胡椒の香りを嫌うため、衣服の虫食い防止の為にクローゼットに入れておくことも効果的です。

食べすぎ取りすぎ注意ですが、梅雨、夏を乗り切るために胡椒を取り入れてみてくださいね!

[文:meilong スタッフ]


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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

胡椒の驚くべき効果効能