ラトビア・リガに拠点を置くBeetroot Labは、iOSAndroidへ向けて配信中のストラテジーゲーム『Dystopia: 英雄の闘い(原題:Dystopia: Contest of Heroes)』について、総合格闘家のコナー・マクレガー氏が主催するゲーム内大会の実施を発表した。本作は日本語を含む20カ国語対応で2020年11月から全世界でリリースされている。

(画像はGoogle Play『Dystopia: 英雄の闘い』より)

 『Dystopia: 英雄の闘い』は、アメリカの総合格闘技団体「UFC」による大会で2階級を制覇した実績を持つマクレガー氏と、彼の所属団体であるパラダイム・スポーツ・マネジメントのパートナーシップ契約を受けてBeetroot Labが開発した作品だ。そのためか、作中ではマクレガー氏が操作可能なキャラクターとして登場。ほかのプレイヤーが管理する拠点の攻撃で奪った資源を使い、仲間と協力しながら自らの拠点を発展させていく。

 発表によると、ゲーム内大会はゲーム内賞品を報酬に毎日開催されるソロ・デュオのサイドトーナメントと週・月ごとに開催されるメインの予選トーナメント、そして決勝トーナメントの3つに分かれている。メインの決勝トーナメントでは、マクレガー氏に直接会える権利やサイン入りグッズ、さらには高級車のランボルギーニや数万~数十万ドル相当の賞金が報酬に用意されているという。

(画像はGoogle Play『Dystopia: 英雄の闘い』より)
(画像はGoogle Play『Dystopia: 英雄の闘い』より)
(画像はGoogle Play『Dystopia: 英雄の闘い』より)

 ちなみに、アメリカの経済誌Forbesが5月に公開した最新の「最も稼ぐスポーツ選手トップ10」によると、マクレガー氏は自身が展開するブランド事業の株式売却益などを含めて2020年5月からの1年間で1億8000万ドル(約197億円)を稼ぎ出し、1位に輝いている。

 開催日程などの詳細情報は発表で明らかにされていないため、興味のある人は実際にゲームを遊んで確認してみてほしい。

 マクレガー氏本人やパラダイム・スポーツ・マネジメントのプレジデントを務めるKilay Reinfeld氏、およびBeetroot Labの共同設立者であるDavis Ziedins氏からのコメントを含むリリース文は以下のとおりだ。

コナー・マクレガーが送る世界最高モバイルストラテジーゲーム
スポーツ界のスターであり世界的なアイコンであるコナー・マクレガーが、新しいマルチプレイヤー・トーナメントでモバイルアプリゲーム業界を震撼させる

– この度Beetroot Labは、2020年11月18日のグローバルローンチからわずか2ヶ月後にHuawei Europe編集部チームから「2020年世界最高モバイルストラテジーゲーム」を受賞した弊社の最新モバイルストラテジーゲーム「Dystopia: Contest of Heroes」が、同ゲームのスターであるコナー・マクレガーとの緊密なコラボレーションにより、世界最大の壮大なモバイルトーナメントキックオフに向けて準備を進めていることを発表します。「Dystopia: Contest of Heroes」は、総合格闘技界のスーパースターコナー・マクレガーと彼が所属するパラダイム・スポーツ・マネジメントとの緊密なパートナーシップのもとで開発され、2020年11月18日に全世界で正式リリースいたしました。20カ国語対応です。

今年は、コナーが自ら主催する大規模ライブ・マルチプレイヤー・トーナメント・プラットフォームの幕開けとなります。毎日行われるソロトーナメントおよびデュオトーナメントでは、豪華なゲーム内賞品を獲得することができます。そして毎週および毎月行われるトーナメントが予選となる年間トーナメントには、サイン入りグッズやコナー・マクレガーと直接会える権利、ランボルギーニ、数万~数十万ドル相当の賞金など、忘れられない賞品が用意されます。

大規模な世界大会に加えて、コナー・マクレガーは「Dystopia」のゲーム内で実際にプレイアブルなキャラクターになることで世界の壁を破っており、スポーツ界のセレブでありながらゲーム内のプレイアブルなキャラクターであるという数少ない人物の一人となっています。

2020年11月18日の全世界リリース以来、「Dystopia: Contest of Heroes」はすでに大成功を収め、世界中のゲーマーの注目を集めています。Huaweiによってヨーロッパのベストモバイルストラテジーゲームに選ばれ、Apple App Storeの「Top-5 Games We Love」で言及され、Google PlayとSamsung App Storeで紹介されており、これらはほんの一部に過ぎません。コナー・マクレガーは「Dystopia」で「the Best Game Award 2021」のタイトルを達成しようとしており、そして彼は諦めるタイプではありません。

「このゲームとこのパートナーシップに、この上なく興奮しています」と、Beetroot Labの共同設立者であるDavis Ziedinsは述べています。「コナー・マクレガーは、モバイルゲームの歴史において最も収益性の高いアスリート/セレブリティの複数年ライセンス契約となり得るものにサインしたのです。彼は実に世界的な存在であり、「Dystopia」を大成功に導く手助けをしてくれるでしょう。」

「数十億ドル規模のモバイルゲーム業界は、当社のクライアントでありビジネスパートナーであるコナー・マクレガーと共に参入を検討してきた業界です。この魅力的で中毒性のあるゲームプレイを、コナーと世界中のゲームファンの両方にお届けできることを楽しみにしています」と、パラダイム・スポーツのプレジデントKilay Reinfeld氏は述べています。

「最初は格闘のゲーム、次にウイスキーのゲームで勝ちに行ったが、今はモバイルゲーム業界で勝ちに行っている。全力でね」と、コナー・マクレガーは語っています。

他のストラテジーゲームとは異なり、「Dystopia: Contest of Heroes」の中心的要素は、グローバルなマルチプレイヤー・トーナメントになります。世界中のプレイヤーがゲーム内の豪華賞品と、数万ドル~数十万ドルの賞金を獲得するチャンスを競い合うのです。コナー・マクレガーの特別な年間トーナメントの優勝者には、サイン入りランボルギーニと、マクレガー本人と直接会う権利が与えられます。

「世界のモバイルゲーム業界の収益は前年比13.3%増で、2020年末までに世界全体で772億ドルに達すると予想されています。ゲーム業界全体の収益の48%を占めており、コンソール、PC、ブラウザゲームを大きく引き離しています」とZiedins氏は語ります。「1年間のソフトローンチフェーズで収集したマネタイズデータに基づくと、『Dystopia: Contest of Heroes』の潜在的な収益は、24ヶ月以内に2億2500万ドルと推定されています」

「Beetroot Labにはコナーアイコンとしてのステータスを最大限に活用してゲームの最終的な成功に結びつける、人材、経験、インフラが備わっています。」とパラダイム・スポーツのクライアントサービス担当ディレクター、 Mark Rooney氏は付け加えています。

「格闘技界、ウイスキー界を制覇したコナー・マクレガーが、今度はモバイルゲーム業界を制覇するときがやってきました!我々は、単に参加するために来たのではなく、テイクオーバーするために来たのです!」とZiedins氏は意気込みを語ります。

「Dystopia: Contest of Heroes」について:

「Dystopia: Contest of Heroes」 はサイバーパンク未来の世界が舞台の、ビルド&バトルとRPG戦略を融合させた、壮大なハイブリッドゲームです。このストラテジー系モバイルゲームは、ゲーム業界で最も人気のあるストラテジーソーシャルの2つの要素を融合させ、SFをテーマにした幅広い層にアピールするものとなっています。コナー・マクレガーをゲームの「顔」とすることで、対戦型スポーツファンなどの、新規顧客獲得が期待できます。「Dystopia」はミドルコア層に向けた戦略ゲームでありながら、レベルごとにゲームの奥深さを増加させることで、カジュアルゲーマーやノンゲーマーでも簡単にゲームに取り入れることができるという、シンプルな導入プロセスを重視した作りとなっています。

「Dystopia」では、少数の大企業によって社会が支配されているポスト黙示録的な世界で、反乱軍の一味としてベースを確保するところからゲームがスタートします。SFをテーマにしたギアを集め、他のプレイヤーを襲撃して、ベースをアップグレードしながら、ニューヨークの地区を支配しながら帝国を建設していきます。より社交性が高いプレイヤーは、100人以上の他のプレイヤーと同盟を結び、経済を成長させたり、襲撃でサポートしたり、他の同盟に対して戦争を仕掛けることができます。

また、コナー・マクレガー自身が主催するライブのマルチプレイヤー・トーナメント・プラットフォームがゲームの中心的な要素として楽しめます。毎日行われるソロトーナメントおよびデュオトーナメントでは、豪華なゲーム内賞品を獲得することができます。そして毎週および毎月行われるトーナメントが予選となる年間トーナメントには、サイン入りグッズやコナー・マクレガーと直接会える権利、ランボルギーニ、数万~数十万ドル相当の賞金など、忘れられない賞品が用意されます。

Beetroot Labについて:

Beetroot Labはラトビアのリガで2014年に創立された非公開企業で、iOSとAndroidプラットフォームでのモバイルゲーム開発分野に特化しています。Beetroot Labは、6 年間で、モバイルゲーム開発に必要となるあらゆる分野をカバーする、経験豊富な25人強の専門チームを構築しました。弊社の熟練したチームは、カジュアルゲームのパブリッシャーと提携し、Google PlayとApp Storeでリリースされている100以上のゲームを開発してきています。

「Dystopia: Contest of Heroes」のような複雑なゲームを開発するにあたって、Beetroot Labは、Machine Zone、Scopely、Playrixなどの業界をリードする企業で長年の経験を持つ、ゲームデザイン、ゲーム内経済、マネタイズ、ユーザー獲得のシニアレベルのスペシャリスト集団を形成しています。「Dystopia: Contest of Heroes」の開発、テスト、ライセンスに関わる総投資額は800万ユーロ(約10億円)に達しています。

2021年3月には、ロンドンの投資グループ「Exante」傘下のマルタの投資会社「Exantech」から、少数の株式と引き換えに1,000万ユーロを調達しました。またExantechは、Beetroot Labの成長をさらに確実なものにするため、同社のモバイルストラテジーゲームのユーザー獲得のための資金として、1億ユーロのクレジットラインを提供することに合意しました。

「Dystopia: Contest of Heroes」は4つのアプリストアにて全世界に配信中です:

Apple App Store: https://apps.apple.com/lv/app/dystopia-rebel-empires/id1501664800
Google Play ストア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.beetrootlab.dystopia
Samsung Galaxy Store: https://galaxystore.samsung.com/detail/com.beetrootlab.dystopia.gs
Huawei App Gallery: https://appgallery.huawei.com/#/app/C102948387

ライター/ヨシムネ

App Storeの‎『Dystopia: 英雄の闘い』プレビューページはこちらGoogle Playの‎『Dystopia: 英雄の闘い』プレビューページはこちら
ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura