
今回紹介するのは、名称未設定さんが投稿した『ピアノソナタ月光第三楽章をステッピングモーターで演奏してみた』という動画です。
ステッピングモーターは回転スピードの制御がしやすいモーターです。身近なところではプリンターなどに使われています。ところがニコニコ動画には、これを楽器にしてしまう人たちがいます。
モーターは速く回すと動作音が高くなり、遅く回すと低い音が出ます。Arduinoというマイコンで入力を制御することで音程を作ります。こうして、ベートーベンのピアノソナタ『月光』第3楽章をステッピングモーターで演奏させました。
どんな音がするのか聞いてみると、“とにかくカッコイイ”という印象を受けました。エレキギターにも似た音色で低音にインパクトがあります。元々荒々しさがある楽曲であることも手伝って、「ラスボス戦っぽい感じ」「低音が禍々しくて草」といったコメントも流れます。

演奏は全体で6分超え。Arduinoの限界を超えてしまったのか、「SDカードの容量が不足しています」となるパートも登場してしまいます。

これをすべてプログラムするのは、かなりの労力だったのではないでしょうか。演奏はニコニコ動画で視聴することができます。
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『ピアノソナタ月光第三楽章をステッピングモーターで演奏してみた』
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