佐々木蔵之介が主演を務める7月1日(木)スタートの木曜ミステリー「IP~サイバー捜査班」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系※初回は2時間スペシャル)に、堀内敬子、吉村界人、中川知香、高畑淳子、杉本哲太の出演が決定した。

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同ドラマは、古都・京都を舞台に“サイバー犯罪の脅威”と“人間ドラマ”を融合させた斬新なミステリー作品。佐々木は“超デジタル人間のサイバー捜査スペシャリスト”安洛一誠を演じ、安洛の娘かもしれない“人情派の新人刑事”古宮山絆を福原遥、“裏の顔を持つ元エリート刑事”多和田昭平を間宮祥太朗が演じる。そんな3人とともにサイバー空間に潜む犯人を追う、各分野のエキスパートを5人が演じる。

堀内が扮する川瀬七波(かわせ・ななみ)は京都府警・サイバー総合事犯係メンバー。担当は、防犯カメラなどの“映像解析”。以前は鑑識課で鳴らしただけあり、今も鑑識作業は一通りできる。映像解析の腕も超一流。おせっかいな仕切りたがり屋でウワサ好き。府警本部内の噂や怪情報にも精通している。キャラは見事に“オバちゃん”だが、プライベートでは独身だ。

吉村が扮する岡林琢也(おかばやしたくや)は京都府警・サイバー総合事犯係メンバー。担当は“サイバーパトロール”。サイバー犯罪対策課の出身で、設立以来、“総事係”が検挙した犯罪は、すべて岡林がネット上で見つけたものだ。ウェブ内のディープな情報解析が得意で、ハッキングの能力も天才的。安洛ほどではないが、“コミュ障”気味のオタク気質。

中川が扮する畑野陽葵(はたの・ひまり)は京都府警・鑑識課所属。鑑識時代に仕事のいろはを叩き込んでくれた先輩・七波を尊敬しており、“総事係”に対して協力的。事件の重要な手がかりを何かともたらしてくれる。鑑識の腕は確かだが、“総事係の隠れオタ”というマニアックな属性を持っている。

高畑が扮する夏海理香(なつみ・りか)は京都中央大医学部に所属する解剖医。京都府警本部からの委託を受け、不審死と判断された遺体の司法解剖を行なう。安洛とは彼が院生時代から30年近くの付き合いになる。同じ理系感覚で安洛とは普通に会話(もっぱら議論)を重ねられる、希有な存在。実は、絆の母のこともよく知っている様子。

杉本が扮する平塚栄太郎(ひらつか・えいたろう)は京都府警・サイバー総合事犯係係長。担当は“プロファイリング”プロファイリング。見た目は地味なおじさんだが、“犯罪予測”や“プロファイリング”など、国内ではまだ実戦装備されていない知識や技術に長けている。これまでは事務仕事が多く、いわば宝の持ち腐れ状態だったが、絆が“総事係”に来てからは扱う事件が増え、彼の力が見直されることに。このご時世、ハラスメントには人一倍気を配っている。

佐々木蔵之介、追加キャストについてコメント

――個性的なキャストが集まっていますが、みなさんと共演した感想を教えてください

本当に素晴らしいメンバーが集結してくださいました!堀内敬子さんは芝居に“華”がある女優さん。何より、現場を明るく朗らかにしてくださるありがたい存在です。吉村界人くんはボソボソしゃべってツッコミがいのある、気になるキャラクターを絶妙なさじ加減で演じてくれています。

中川知香さん演じる鑑識の畑野陽葵は、僕がふんする安洛のことを思ってくれている…という設定なんですけど、安洛自身はそれをまったくわかっていなくて、本当に申し訳ない気持ちです。こんなスラーっとして美しい中川さんが好意を寄せてくれているのに…!演じながら「ホンマなにしてんねん、安洛!」って思っています(笑)。

高畑淳子さんは、演劇人として尊敬してやまない大先輩!あれだけゴージャスで、かつ“トホホ”なお芝居ができる女優さんは日本になかなかいないと思っています!僕は高畑さんのお芝居が本当に大好きです。

そして、杉本哲太さんは僕たち“サイバー総合事犯係”の中でいちばんエライのに、ひたすら面倒見がよくてお世話をしてくれる“愛されキャラ”を演じてくださり、それがものすごく素敵です。

そんなメンバーが集まる総事係の部屋も、とても斬新です。いわゆる刑事部屋とはまったく違う、まるで居心地のよいカフェのような佇まいになっているんですよ。

サイバー捜査”と聞くとお堅いイメージにとらえられがちですが、総事係のセットが象徴するようにこのチームに流れるのはとても温かく、心地よい雰囲気。取り上げるテーマとのギャップが、さらに面白味を増しているなと思っています。

■初回2時間スペシャルあらすじ

京都府サイバー総合事犯係の刑事・多和田昭平(間宮)は、捜査二課の刑事とともにフィッシング詐欺グループのアジトである廃工場に突入しようとしていた。そのアジトはサイバー総合事犯係の主任・安洛一誠(佐々木)が解析の結果、割り出した場所だった。

だが突入直前、安洛は些細なヒントから、その廃工場の中に“移動型アジト”が隠れていることを察知。その読みどおり、容疑者たちはコンテナトラックごと逃走を図ろうとしており、工場から猛スピードで飛び出したトラックに捜査員たちは大混乱。現場に駆け付けていた新人刑事・古宮山絆(福原)の機転もあり、なんとか捕らえることができた。

詐欺グループを確保でき、ホッとしたのも束の間、絆と多和田は想定外の事態に遭遇する。廃工場内に後頭部から鮮血を流した男の遺体が残されていた。

まもなく遺体の身元は、5年前に懲戒免職となった元所轄の刑事と判明。警察組織への恨みから詐欺グループに加担し、仲間割れの末に殺害されたものと考えられたが、遺体を解剖に回したところ、胃の中から奇妙なものが見つかった。取り出されたのは、USBメモリー。被害者は後頭部を殴打されて瀕死の状態の中、何者かに無理やりUSBメモリーを飲み込まされたようだった。

仲間割れによる衝動殺人だとしたら、そんな手の込んだことなどするだろうか。安洛は、そのUSBメモリーを使ってウイルスを仕掛ける“ソーシャルハッキング”こそが犯人の狙いだと見抜くが、その瞬間、まさにウイルスが発動。府警本部内のありとあらゆるネット機能がすべて停止してしまうという緊急事態が発生し大混乱に。

「IP~サイバー捜査班」追加キャスト解禁!/(C)テレビ朝日