Raw Furyは、アライグマの私立探偵を描くアドベンチャーゲーム『Backbone』の配信を開始した。プラットフォームはPC(Steam)。価格は2570円。日本語には対応していない。

 『Backbone』は動物たちが擬人化した世界をフィルムノワールな作風で描くポイント&クリックアドベンチャー。

 舞台は動物が住まうブリティッシュコロンビアバンクーバー。暗い空気に包まれたこの街で、アライグマの私立探偵ハワード・ローターは小さな依頼をこなし、どうにか生活を送れていた。そんなハワードのもとに、ある日、これまでになかった案件が訪れる。小さな依頼に過ぎなかったが、陰惨な事実が徐々に明らかになり、やがてハワードは、街に潜む権力構造に巻き込まれていく。

 
(画像はSteam『Backbone』より)
(画像はSteam『Backbone』より)
(画像はSteam『Backbone』より)
(画像はSteam『Backbone』より)

 本作は2.5Dのピクセルアートが特徴で、高画質ドット絵に加えて、3Dエフェクトで街灯、雨、霧、ネオンライトが描かれることによって、美しい街並みを巧みに演出している。またステルス要素があり、周囲の目を避けて行動する必要があるシーンもあるようだ。

 鋭い洞察力、頼もしい勇敢さ、正義を貫こうとする尽きぬ情熱を持って、複雑なキャラクター同士の関係性を整理し、事件を解き明かそう。

 残念ながら現時点で日本語には対応していないが、動物が住む街で渋いノワールな世界が展開される本作。気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

Steam『Backbone』はこちら