ハードオフの魅力といえば、思わぬ掘り出し物を発見するケースも珍しくないユニークな商品ラインナップ。「この一期一会の出会いこそ至高」と確信し、頻繁に店舗へと足を運ぶ人も多いことだろう。


■このラインナップは…!

ただ今ツイッター上では、ツイッターユーザー「にーいちなな」さんが6日に投稿した一件のツイートが話題となっている。

本文中で「これが学歴社会の日本の実態」と風刺的な表現を用いたツイートには、ハードオフ店舗で撮影したという写真が添えられていた。

写真を見ると売り場にはゲームソフトが大量放出されているのだが、そこには懐かしきニンテンドーDSソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」がズラリと並んでいるではないか。


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■エモくなってしまうユーザー続出

よくよく見ると他にも「大人の常識力トレーニングDS」がいくつか確認できるのだが、全て学習・脳トレ系のソフトで占められているのがミソ。

こちらのツイートを受け、他のユーザーからは「めちゃくちゃ懐かしい…」「このゲーム面白くてめっちゃプレイしてたわ」「大好きだったのに、こんなに安くなってるのかよ…」といった具合に、諸行無常を感じさせるコメントが多数寄せられていた。

ハードオフ(画像提供:にーいちななさん)

「値段の無いゲームソフト108円」と思わずツッコミたくなってしまう表記に衝撃を受けてしまうが、「叩き売りをされていようが名作に変わりはない」という意見のユーザーが大半のようだ。

ちなみに「脳トレ」ソフトがリリースされたのは2005年のことで、今から16年も昔である事実に驚きを隠させない人も少なくないだろう。

■ハードオフからもエモいコメントが…

こちらの様子をハードオフコーポレーション 広報担当者に確認してもらったところ、「中古品・ジャンク品として大量にある=切ない商品みたいなイメージもありますが、中古品が大量に流通するということは、それだけ新品がヒットしたということなんですよね」という鋭い考察が登場。

「どんなに良い商品でも全てを保有し続けることはできませんし…」「脳トレたちも役目を終えてハードオフに辿り着いたのではないでしょうか」と、なかなかエモいコメントを寄せてくれた。

レトロゲームを求めてハードオフ店舗を訪れるユーザーも珍しくなく、一時期は「どこのハードオフにもある」とまで言われたファミコンソフト「燃えろ!! プロ野球」を熱心に収集するユーザーも多いようだ。


■販売場所は例の聖地

ハードオフ

なお、ツイート投稿主・にーいちななさんに詳細を尋ねてみると、こちらの商品は、「ハードオフの要塞」として名高いハードオフ八王子大和田店で発見したという。

同店の敷地内にはハードオフの他にオフハウス、モードオフ、ホビーオフなど「◯◯オフ」の系列が多数集結しており、買い物はもちろん、各店舗を見て回るだけであっという間に時間が吹き飛んでしまう悪魔的魅力を秘めたスポット。

ハードオフユーザーの間では「聖地」としてたびたび話題になっている店舗なので、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

ハードオフ、諸行無常すぎる光景が話題 「大好きだったのに…」と感極まる人も