今月6日、一般男性との結婚を発表したフリーアナウンサーの加藤綾子女子アナの中でもひときわ存在感を放ってきた加藤アナの突然の結婚は世間を大いに賑わせたが、局アナ時代から彼女をよく知る爆笑問題太田光は、かつて加藤アナが出版した著書で受けた扱いに不満を持っているという。

8日深夜に放送されたTBSラジオJUNK 爆笑問題カーボーイ』で、加藤綾子アナの結婚について触れた太田光。そこで思い出してしまったのが、かつて加藤アナが出版した著書『会話は、とぎれていい』(文響社)での自身の取り上げられ方だ。

2019年に発売された同書は加藤アナ初めてのビジネス本として出版され、重版もされた人気書籍だ。アナウンサーとして働く中で学んだ48の“愛されるヒント”をテーマに書かれている。

同書ではこれまでかかわりのあった大御所芸人や人気アナウンサーらについても触れており、たとえば明石家さんまの細やかな気遣いや周囲から慕われるタモリの人間性、さりげないフォローで場の空気を変えるマツコ・デラックスなど具体的なエピソードが披露されている。その中に太田も登場するのだが、その内容は前述の人たちと少々異なるよう。加藤アナの新人時代、初対面の太田に「女子アナになれたから、調子にのってるんだろ」ときつくイジられたことが明かされているのだ。

後日事務所に送られてきたというその書籍を見て、内容を知った太田は「俺だけなんかさ、違う扱いっていうかさ」と心境を吐露。もちろんその後は温かく接してくれていたこと、共演番組を卒業する際は激励してもらったことも書かれているが、このエピソードの結論が“初対面のやりとりで人を判断してはいけない”というものだったために「(太田との関わり方で)“上手くやりようを見つけた”みたいなさ」「“第一印象で決めちゃいけない”だって、ヒドくない?」と不満を語り、スタジオを笑わせていた。

とはいえ太田は昨年YouTubeで配信された『太田伯山』未公開トークで、初対面から「(太田が)何か言った時にポーンと返してくる」加藤アナの姿に「たいしたもんだなあ」と思っていたことを明かしており、女子アナの中でも一目置いていたようだ。これまで多くの女子アナを萎縮させてきた太田を上手にいなす力量もまた、加藤アナの“愛され力”の1つということだろう。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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