マンチェスター・ユナイテッドドルトムントイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(21)の獲得に動いているが、クラブ間交渉でまだ隔たりがあるようだ。

昨夏に続いて、サンチョの獲得に本腰といわれるユナイテッド。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が明かしたところによると、ユナイテッドサンチョ側と個人条件だけでなく、代理人手数料でも合意。ドルトムントとの協議という次のフェーズに入っているといわれる。

だが、イギリスBBC』によると、そのクラブ間交渉はまだ合意点を探る段階にある様相。ユナイテッドは移籍金6700万ポンド(約103億8000万円)のオファーを出したが、ドルトムント側は移籍金7750万ポンド(約120億1000万円)+ボーナス425万ポンド(約6億5000万円)を求め、拒否した模様だ。

また、金額面の差以外にも完済期間を巡っても両者にズレがあり、ユナイテッドが5年間を提案したのに対して、ドルトムントは4年間しか求めていない様子。昨夏と同じ轍を踏みたくないユナイテッドドルトムントの反応を受けて、オファーを修正するか否かの検討しているようだ。

今季も最終的に公式戦38試合出場で16得点20アシストを記録したサンチョについて、昨夏に2023年までの契約延長を公表したスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏は5月に紳士協定の存在を明らかに。安くないものの、昨夏よりも低い移籍金額で交渉に応じる姿勢とみられる。

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