立憲民主党の本多平直衆議院議員が、党内の会合で行った「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら同意があっても逮捕されるのはおかしい」といった発言が波紋を呼んでいる。本多議員は、事務所を通して発言の撤回と謝罪を申し出た。立憲民主党は本多議員に厳重注意を行ったが、対処が甘すぎると見る声もあり、非難は止みそうにない。

 さらにここへ来て、本多議員の過去の発言や言動も問題視されている。その一つがヤジに関するものだ。本多議員はかねてから「ヤジ将軍」と呼ばれてきた。

 2020年2月には、国会の予算委員会の場で「(与党の)皆さんが予算審議を頼んでるんですよ。私も与党の時そこに座ってずっと我慢してましたよ皆さんの罵詈雑言。こっちがね、おかしな予算を通されようとしたら、ヤジで止めようとするのは当たり前じゃないですか。あんたたちは予算通すためにやりなさいよ。何言ってんですか」と強い言葉で制し、物議を醸し出した。

 さらにネット上では、相手を「あんたたち」と呼ぶほか、「疲れてんだよ俺は」と発言する様子も拡散されている。ところどころで汚い言葉が出てしまうのが、本多議員の特徴の一つと言えるかもしれない。

 >>丸山穂高議員、立憲民主党に「いつもダブルスタンダード」 本多議員“14歳と同意性交”発言には「何が問題なのか」<<

 その傾向はSNSのツイッターにも現れている。4月14日には、汚職疑惑が報じられた西川公也元農林水産相に、幹事長特別参与という新たなポストが用意されることに「ビックリです。ケンカを売っているのか?どこまでなめるのか?ダンマリでトンズラだけでなく、なぜ選挙中にこの方を役職につけるのか?」と食ってかかった。回りくどい言い回しをする中で、問題のあるフレーズが出てしまう傾向もありそうだ。

 こうした気質や癖はなかなか変えることは難しいだけに、くれぐれも問題発言には気をつけて欲しいものだ。

記事内の引用について
本多平直氏のツイッターより https://twitter.com/pontapiranao

本多平直氏のツイッターより https://twitter.com/pontapiranao