eBay Japanはこのほど、同社が運営するECサイト「Qoo10」が、全国の一人暮らしをしている20~30代の女性500人に実施した「働く女性の2021年上半期振り返り調査」の結果を発表した。新型コロナ禍でストレスを感じたかの質問では、「感じた」「どちらかというと感じた」を合わせた回答が8割超に達した。また、「自分へのご褒美」の購入予定について、22.6%が「ある」と回答。予算の平均は3万870円であることがわかった。

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 同調査は、5月6~10日の期間に実施。新型コロナのストレスを感じたときについて具体的に尋ねた質問(複数回答)では、「思うように外出できないとき」(76.4%)がもっとも多く、「友人・知人と会えないとき」(52.7%)がそれに続いた。また、「イベントが中止になるとき」(38.3%)、「暗いニュースを目にするとき」(34.0%)といった回答もみられた。

 2021年上半期の自己評価としては、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせた回答が50.6%に達している。

 充実していたと答えた人に、何がもっとも充実していたかを尋ねたところ、「趣味」(30.0%)が最多で、以下「仕事」(19.8%)、「育児」(12.3%)が続いた。また、「美容」(8.3%)が4位にランクインしている。

 「もっと充実させたかった」と後悔・反省していることを尋ねた質問では、「趣味」(22.8%)が1位となり、「貯蓄」(11.0%)、「仕事」(8.8%)、「ダイエット」(8.8%)がそれに続いた。

 これからの下半期にもっとも「充実させたい」と思うこととしては、「趣味」(23.2%)、「仕事」(11.8%)、「貯蓄」(11.4%)が上位を占めている。

 自分なりにおうち時間を楽しめるように心がけているかを尋ねたところ、76.8%が心がけていると答えており、具体的に行っている取り組みとしては、「テレビを観る」(59.1%)がもっとも多く、以下「ネット配信番組を観る」(52.3%)、「SNSのチェックやネットサーフィンをする」(45.8%)が続いた。

 新型コロナ禍において、高価すぎないコスメやスイーツといった、自身への“小さなご褒美”の頻度が増えたと感じるかを尋ねた質問では、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせた回答が57.8%に達している。

 “小さなご褒美”が、ストレス発散や癒やしなど、ポジティブな影響を与えてくれていると思うかを尋ねたところ、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」の合計が約8割に達した。

 2021年上半期の終わりに、自身に“本格的な”ご褒美を買う予定があるかを尋ねた質問では、22.6%の人が「ある」と答えている。“本格的な”ご褒美の予算は、平均が3万870円で、30万円の予算を挙げる人もみられた。

 “本格的な”ご褒美として、購入を予定しているものとしては、1位が「洋服」(40.7%)、2位が「美容アイテム(コスメ・スキンケアなど)」(25.7%)、3位が「アクセサリー」(20.4%)となっている。

 洋服を買う予定の人に、どのようなアイテムを買う予定かを尋ねたところ、「トップス」(60.9%)、「ワンピース」(54.3%)、「ボトムス」(37.0%)が上位を占めた。

 洋服を買うときのこだわりとしては(複数回答)、「デザイン」(67.6%)を挙げる人がもっとも多く、「価格」(37.6%)、「サイズ」(30.6%)がそれに続いている。

 実店舗とネットショッピング、どちらで洋服を購入することが多いかを尋ねた質問では、「実店舗」(62.6%)の方が多かった。

一人暮らしの働く女性、2割超が上半期を終えて自身に“本格的な”ご褒美