13日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で取り上げられた、子供へのワクチン接種問題。MCを務める爆笑問題の2人が、複雑げにこれに言及した。
■子供のワクチン接種は「リスクとのバランス」
感染抑制が期待される一方、副反応も懸念されているコロナワクチン。番組は街頭インタビューや医師への取材を行い、この問題を特集した。
街の声では副反応が気になるという意見があり、取材した三重病院・菅秀副院長も「リスクとのバランスになります」などと解説。子供はコロナ感染しても軽症や無症状に終わることがあるが、ワクチンを接種すると発熱や頭痛を引き起こすことがあると指摘する。
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■杉村太蔵が質問
番組は、海外の臨床試験で12~15歳の接種後発熱率が16歳以上より高いというデータも表示し、ここでスタジオの討論へ。爆笑問題・田中裕二は、自身の子供が注射を嫌がっており、親としても「『でも受けろ!』とも言いづらいし…」と難しい立場を嘆いていく。
その後、杉村太蔵から「ちょっと慎重に聞きたいんですけど… 学校で集団予防接種しましょうとなったときに、親の同意を求めますってなったときに、どういうふうに作用するかって考えさせられませんか?」との質問が飛んだ。
■「国とか都が言うんだったら…」
田中は「学校でみんなやるって自信を持って国とか都が言うんだったら、やってもいいかなって思う」と、集団接種ならば多少は安全性も信頼できる旨をコメント。
複雑そうな顔で慎重に述べると、今度は太田光が「そのときに、『ウチの子はやめます』って親も出てくる。これはもう自由。だから、そうなったときに…」とこの問題の難しさに言及する。
■子供たちのトラブルを心配
太田は続けて、「クラスの中で、どういうふうに… 子供たちの間で何が起こるか」と指摘。ワクチンを接種の有無により、親ではなく子供たちの間でもトラブルが起きるのではと心配した。
最後は「それは本当に難しい問題ですね」とポツリ。接種希望者、副反応によるワクチン懐疑派どちらも一理ある問題だけに、コンビ揃って終始難しそうな様子だった。
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