明治安田生命J3リーグ第11節の6試合が13日に各地で行われた。

前節終了時で首位のカターレ富山は5位のロアッソ熊本をホームに迎え撃ち、右CKのチャンスを獲得した8分に花井の右足キックにボックス中央の音泉がヘッドでネットを揺らして幸先よく先制に成功。だが、富山がその後のチャンスをモノにできずにいると、79分に敵陣右サイド深くからの折り返しにバイタルエリア中央で反応した岩下が右足ミドルをゴール右に叩き込み、熊本が追いつく。結局、富山は2連勝ストップ引き分けに終わり、前日に今節を勝利したFC岐阜に首位の座を奪われ、2位に後退した。

6位の福島ユナイテッドFCは13位につけるカマタマーレ讃岐とのアウェイ戦に臨み、0-0の50分に敵陣右サイドでのロングスローが相手DFに当たってゴール前に流れると、樋口が頭で押し込み、先制。さらに、76分に左サイドからのクロスにファーサイドで反応した橋本がヘディングシュートで追加点を決め、讃岐を突き放す。その後、竹内のゴールで1点差に詰め寄られた福島だが、それ以上の反撃を許さず、2試合ぶりの白星。3位に浮上した。

また、12位のAC長野パルセイロは14位に位置するガイナーレ鳥取のホームに乗り込み、記録的な一戦に。開始6分、22分に三田の連続ゴールで優位に試合を進めた長野は44分にも森川がゴールを決めると、55分に上米良が4点目を挙げる。62分に鈴木のゴールで反撃を許すが、その後も72分に森川が5点目を決めると、78分に三田がハットトリック達成の6点目。さらに、80分に榊、83分に坪川もそれぞれネットを揺らした長野はクラブ史上最多得点の8発圧勝で開幕節以来の2勝目を手にしている。

◆第11節
▽6/13
ヴァンラーレ八戸 3-0 Y.S.C.C.横浜
藤枝MYFC 1-1 FC今治
アスルクラロ沼津 0-2 鹿児島ユナイテッドFC
ガイナーレ鳥取 1-8 AC長野パルセイロ
カターレ富山 1-1 ロアッソ熊本
カマタマーレ讃岐 1-2 福島ユナイテッドFC

▽6/12
FC岐阜 3-1 テゲバジャーロ宮崎