阿部寛が主演、長澤まさみ、高橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太、及川光博らが出演する日曜劇場ドラゴン桜」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第8話が、6月13日(日)に放送された。

【写真を見る】秀才・藤井(鈴鹿央士)を「藤井きゅん」呼ばわりする小橋(西山)&岩井(西垣)

東大合格を目指す生徒たちの中で、いいアクセントを与えてきたヤンキー生徒の小橋(西山潤)&岩井(西垣匠)コンビ。第1話で桜木(阿部)とバイクチェイスを繰り広げ、以降、桜木の舎弟として登場してきた2人に新展開が待っていた。 (以下、ネタバレが含まれます)

■勉強の世界に足を踏み入れたヤンキーに桜木「地獄見るぞ」

日曜劇場ドラゴン桜」は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による漫画「ドラゴン桜2」を実写化した作品。

第8話は、夏休みに突入した東大専科の生徒たちが、合格に向け、自分に合った勉強法を模索する回。バドミントン選手として、親の期待をかけられて育った楓(平手)が、東大受験のことを両親に言い出せず苦悩する姿が描かれた。

学校外での勉強の場を探す専科の生徒たちは、瀬戸(高橋)の提案で海辺の店「Black Pearl」へ。丸テーブルを囲んで、皆で勉強する中には、ヤンキー生徒・小橋&岩井の姿もあった。

桜木もその後、小橋&岩井が“元々オレらの縄張り”と言う「Black Pearl」で勉強する様子を目撃する。実は、東大専科の生徒たちのように本気で勉強してみたかったのだろう。「早稲田、慶應くらいならチョチョイのチョイで入っちゃうし」と軽口を叩く2人に桜木は「おまえら地獄見るぞ」と伝えた。

■小橋&岩井が東大専科の練習生に!

しかし、桜木は小橋&岩井にチャンスを与える。東大専科の教室をうらやましそうに見詰め、「どうせオレたちじゃ受かるわけないんだから」と言う小橋に、桜木は「東大は無理だと言った覚えないぞ」「練習生っていう形はどうだ?ただし、机と椅子は自分で担いで来いよ」と告げたのだった。

「ハイ!」とうれしそうに去っていく2人。まさかの東大専科入りを許されたわけである。Twitterのトレンドランキング1位を果たし、視聴者からのコメントが並ぶSNSには「えーーー癒やしヤンキーたちも入ってきた(笑)」「かわいいかわいい!坊主くんたち」「2人はもう、ある意味合格」などの声が上がり、回を重ねるごとに小橋&岩井コンビは愛されるキャラに成長していったことが分かる。

■子役から活躍する西山、ミスター慶應の西垣

ちなみに“ピンクの方”こと、小橋役を演じる西山潤は、1998年7月12日生まれ、神奈川県出身の22歳。映画「20世紀少年」で唐沢寿明演じるケンヂの幼少期を演じたことでも知られている。公式Instagramには「ドラゴン桜」の現場写真等も多数上げており、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年、NHK総合ほか)の水泳チームとして共演していた林遣都との貴重なオフショットも見ることができる。

岩井役の西垣匠は、1999年5月26日生まれ、石川県出身の22歳。特技のフェンシングでは日本代表まで上り詰めた経験がある。劇中で「慶應は無理」と断言されたが、なんと2019年に慶應義塾大学の「ミスター慶應コンテスト」のグランプリに輝き、俳優を目指すことにした、ヤンキー姿からは想像も付かない経歴の持ち主である。西垣も公式Instagramで「人生初坊主!気に入ってます!笑」と語るなど、2020年12月に新人俳優としてデビューしたばかりのフレッシュな魅力を放っている。

まさかの形で東大専科に仲間入りした小橋&岩井コンビから、最後まで目が離せない。

■次週、桜木と学園の先代が直接対決!

次週、第9話は6月20日(日)に放送される。

大学入学共通テストまでのカウントダウンが始まる。試験に向け追い込みに入っている生徒たちに、桜木はいよいよ共通テストの出願書を渡す。

そこで決意の表情を見せる専科メンバーに、桜木は「共通テストの心構え5カ条」を授ける。

そして迎える共通テスト本番。しかし、彼らをただならぬ緊張とプレッシャーが襲う。

一方、水野(長澤まさみ)は弁護士として、学園の売却を阻止する方法を必死に探っていた。桜木たちは学園の先代と直接対決を迎える。

※高橋海人の「高」は正しくは「はしご高」

桜木(阿部寛)に勉強しているところを見られる小橋(西山・写真右)と岩井(西垣) 「ドラゴン桜」第8話より/(C)TBS