フランク・ランパード氏がチェルシー指揮官時代を振り返った。イギリス『ミラー』が伝えている。

チェルシーが誇るレジェンドの1人として知られるランパード氏はダービー・カウンティで監督経験を積んだ後、2019-20シーズンからチェルシーの指揮を執り、プレミアリーグ4位フィニッシュ。今シーズンは2億ポンド(約308億4000万円)を上回る大型補強の援護を受けたが、成績が振るわず、今年1月に解任された。

そんなランパード氏は、イギリスのテレビ番組『BBC One』に出演した際、古巣チェルシーチャンピオンズリーグ(CL)優勝について言及。元教え子たちの躍進を大きく祝福した。

「私はまず、チェルシーの人間としてこの試合を観た。クラブのファンは喜んでいるし、それに値すると思ったね」

「そして次に、メイソン(・マウント)とリース(・ジェームス)があのレベルで活躍していることや、(エドゥアール・)メンディやチアゴ(・シウバ)、(ベン・)チルウェルのように、私の時代に加わった選手たちを見て、とても誇らしくに思った。しかし、これは彼らの素晴らしい功績だ。よくマネジメントされていると思う」

また、指揮官時代の後悔については「多く話せるだろう」としながらも、「それが監督の仕事というものだ。違った方法で、できることはたくさんあっただろう」と前を向いた。

「1年目の成績はとても誇りに思っている。2年目は期待されていたが、おそらく違った複雑さがあったと思う。今年はどのチームも問題を抱えていた」

「1月に問題が発生し、私は退任したが、過去に戻ってそれらを否定的に振り返ることはできない。前へ進むしかないんだ」

さらに、新天地への就任についても「私は気後れしていない。この仕事が好きだし、挑戦することが好きだ。ダービーチェルシーで2つの素晴らしい経験をしたし、ぜひまた、適切なタイミングで復帰したいと思っている。まだ話せるようなオファーは無いけどね」とコメント。新たな挑戦に意欲を見せた。

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