京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区)の生活環境学科「地域福祉と活動」ゼミ(担当教員:酒井久美子教授)では、2021年に創立60周年を迎える本学のオリジナル商品として、「人をつなぎ、社会を紡ぐ」という創立60周年コンセプトを表現する新しい焼き菓子「焼きドーナツ」を考案、商品化しました。
このゼミでは、「地域協働ぷろじぇくと」として所属ゼミ生主導で、障がい者就労支援事業所が製造するパンの販売をはじめとして、毎年、さまざまな活動に取り組んでいます。

酒井久美子教授のゼミ生と事業所の方々
今回開発した焼きドーナツ
【本件のポイント】
1. 学生主導で社会福祉法人修光学園ワークセンターHalle!の製菓部門「茶山sweets Hall」と本学オリジナルの焼きドーナツを考案し、商品化
2. 大学および学科のカラーをイメージした6種類の味を考案
3. ビジネスに関する力(知識、企画力、開発力、行動力、プレゼンテーション力)を身につけるとともに障がい者が働く状況への理解をはじめ「共生社会の実現」に寄与 【本件の概要】
 本学生活環境学科の学生が、社会福祉法人修光学園ワークセンターHalle!の製菓部門「茶山sweets Hall」と京都ノートルダム女子大学創立60周年を記念して、オリジナルの焼き菓子を考案しました。いずれの商品もお菓子そのものはもちろんのこと、一つひとつのドーナツに貼るシールや説明書、パッケージのデザインも学生が手掛けています。
 今回は、「人をつなぎ、社会を紡ぐ」という創立60周年のコンセプトを表現するため、丸い形のドーナツにすることになりました。ドーナツは、6種類の味があり、大学のスクールカラーの茶色(チョコレート味)、英語英文学科の青色(チョコミント味)、国際日本文化学科の緑色(抹茶味)、生活環境学科の橙色(トロピカル味)、心理学科のピンク色(ラズベリー味)、こども教育学科の黄色(プレーン)です。各ドーナツに貼られているラベルは学生が描いたオリジナルイラストです。茶山sweets Halleの店頭でも購入することができます(店頭に並ぶ日は、インスタグラムで確認できます)。
 授業の実習をきっかけに、これまでにも福祉施設とのコラボレーション企画として、本学のミッションコミットメントを4つの花言葉で表現したオリジナルクッキー(ほうじ茶味、紅芋味、きなこ味、プレーン)の商品化や学内でのパン販売を定期的に行ってきました。
 これらのプロジェクトは本学の学生にとって、企画力、開発力、行動力、プレゼンテーション力、ビジネスに関する知識を身につけるとともに、障がい者やその働く状況への理解そして「共生社会の実現」につながっています。そして、障がい者の方にとっては、やりがいや社会へのかかわりという大きな意味を持つことになります。
 また、新しいプロジェクトとして、京都の老舗飴店とのコラボ企画も進行中です。コロナウイルス感染症の影響で京都への観光客が減ったことで、土産としての飴の売れ行きが少なくなってしまい何とかしてほしいと要望がありました。そこで、ターゲットとなる消費者の背景(年齢、家族構成、消費場面)を考えながら、味、パッケージ、販売方法を考案しています。

配信元企業:京都ノートルダム女子大学

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ