オードリーの若林正恭が14日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系・ABEMA)に出演。授業で語った「大きなしくじり」が話題を呼んでいる。
■バスケのケガで全治2ヶ月
40歳を超えて始めたバスケットボールでケガをしてしまったことを明かした若林。ハライチの澤部佑と試合した際、周囲におだてられながらプレーし続けた結果、リバウンドの着地した瞬間に「雷が頭から落ちてヒザでバーン!」という衝撃が左膝を走り、膝内側側副靭帯損傷および骨挫傷でケガを負ってしまう。
「全治2ヶ月って言われたけど、3ヶ月4ヶ月経っても、おじさんだから全然良くならない」と嘆いた若林は、松葉杖を使っていた当時について「膝をケガすると階段の1段が崖に見える」と振り返る。
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■仕事に支障をきたす
松葉杖を使ってテレビ局に入った際も、入構証を出すのに手間取っていると背後から舌打ちをされて振り返ると「本当に良い人だなと思ってたプロデューサーだった」と、嫌な思いをしたよう。
仕事にも支障をきたし、「マネージャーが送迎」「千葉でのロケを欠席」「お笑いライブを中止」「MCの番組で椅子を用意」「サポーターのせいで衣装が入らない」など関係各所にも迷惑をかけることに。
■メンタル面にも影響が…
さらに、全治2ヶ月のケガが長引いたことで「治らないんじゃないか…」とメンタルにも影響が出てしまい、ポジティブな言葉が書かれた日めくりカレンダーに勇気をもらったり、自身の膝や番組の台本に清めの塩をまいたりとスピリチュアルな方向にいってしまったという。若林の告白に、出演者たちからは「え…」「マジで!?」と驚きの声があがる。
そんなとき、かつて悩みを相談したウッチャンナンチャンの南原清隆から「お前が言ってたことのヒントが書いてある」と本をプレゼントされる。そこに書いてあった世阿弥の「時々の初心忘るべからず」という言葉が心に刺さり、「おじさんの初心者」であることを忘れずに自分の限界を知りながら人生を楽しみたいと述べた。
■「神回」と反響相次ぐ
2週にわたって放送された若林のケガエピソード。ケガの話から人生の話に発展させた、まさに「教訓」といえる内容に、SNS上では「間違いなく神回」「わたしにもめちゃくちゃ刺さった」「笑いありおじさんの切なさありのタメになる授業」と称賛の声があがる。
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