波瑠、岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵沢村一樹が、6月21日(月)にスタートする新ドラマ「ナイト・ドクター」(毎週月曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:24)のリモート記者会見に登場。撮影の苦労などを語った。

【写真を見る】仕事もプライベートも全力投球な女性を演じる岡崎紗絵

同作は、試験的に結成された夜間専門の医療チーム“ナイト・ドクター”として集められた5人の医師たちが、唯一無二の絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。波瑠、岸、岡崎と田中圭北村匠海がナイト・ドクターとして働く救急医を、沢村が5人の指導役を演じる。

■波瑠「ありがたく(周囲の)優しさに包まれています」

波瑠は「医療ドラマはあまり経験がなく、一から勉強するような感じでやったので、序盤は覚えなきゃいけないものの多さに圧倒されました」と苦労を明らかに。そして、「夜の病院って、不安になる場所だと思うんですよね。そういう現場で命と向き合う仕事をされている皆さんの、パッケージの“お医者さん”としてではなく、命と向き合う仕事をしている一人一人の人間というものを映し出せたら」と意気込んだ。

それに対し、沢村は「医師の役をあまりやったことがないというのが、うそだろというくらい役が入り込んでいました。座長としても、リラックスしていて、泣き言を言わないし、一番大変なスケジュールで働いているけど、あまりそれを出さない。僕なんかよりも頼りになる人物だなと毎日思いながら過ごしています」と波瑠を絶賛。

波瑠は「泣き言、言ってます(笑)。でも、今回の現場はすごくリラックスできて、周りの方が頼もしくて甘えられるので、ありがたくその優しさに包まれています」と謙遜しながら語った。

■「かわいい子がののしってくるのって、ちょっといい」

また苦労について、岸は「“何回、かんだことか”というくらい、思い入れのある言葉です」と、緊急連絡を受け、名乗る際の「はい、あさひ海浜病院救命救急センターです」を挙げる。さらに、「医療用語でいうと、ミダゾラム(薬の名前)とか、メッツェン(医療用のはさみ)。ツェンがチェンになっちゃうんですよね」と苦手な言葉を明かした。

一方、仕事もプライベートも全力投球の女性を演じる岡崎は、「所作もテキパキとできる女性でなければならなかったので、一度に患者さんを受け入れるときに、自分の慣れない所作をしながら、周りを見てせりふを言うというのがものすごく難しくて、勉強になりました」と演技面でも葛藤した様子。

そんな岡崎の演技について、波瑠は、「高飛車というか優秀だからこそ、高岡(岡崎)は美月(波瑠)に対してあたりが強くて、いつもぶつかってくるんですよ。私はあまり嫌いではなかったです。かわいい子がののしってくるのって、ちょっといいじゃないですか(笑)」と意外な感想を述べ、岡崎は驚きながらも、「大丈夫かなと内心思っていたんですけど、そうやって思っていただけていたならよかったです」と安心していた。

田中圭北村匠海の印象は?

また、波瑠らは、記者会見を欠席した田中と北村の印象についてもコメント。まず北村について、沢村は「匠海くんは若いのにすごくしっかりしてるんですよね。なので、匠海くんと岸くんが並ぶとすごく面白くて。撮影の現場をしっかりした匠海くんと、個性の強い岸くんが盛り上げてくれています」、波瑠は「一番若いと思うんですけど、不思議な落ち着きがあって、ミステリアスな方」と語った。

さらに、沢村は「岸くんはギターをもらってましたよ」と、北村と岸の関係を明らかに。岸は「いろいろいただいたりしました。北村くんは年下なんですが、あまりにも大人なので、人生相談を一千回はしてますね。優しく受け答えをしてくださるので、自分も甘えていろいろ質問をしちゃいます。いろんなことを成し遂げてきた方なので、参考にさせていただいてます」と、尊敬しているようだった。

そして、田中について、波瑠は「褒め言葉になるのか分からないんですけど、芸能のお仕事をしてる人には珍しい、とても普通の感覚を持っていらっしゃる方。地に足が着いていて、それでいてとても面白いことが大好きで、ものすごく周りを見ていらっしゃる」と魅力を語った。

続けて、「田中圭さんという役者が現場にいるのといないのでは、全然空気が違う。締まる部分もあるし、甘えられる部分もあったり。岸くんをいじるのも、相手をちゃんと選んでやっているので、見極める力を持っている方だなと思います」と打ち明けた。

「ナイト・ドクター」で主演を務める波瑠/(C)フジテレビ