アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがチリ代表戦を振り返った。アルゼンチン『Tyc sports』が伝えた。

15日にコパ・アメリカ2021グループA第1節でチリと対戦したアルゼンチンは33分にメッシが直接FKを沈めて先手を取るも、後半にチリの圧力に屈してPKを献上。一度はストップしたが、押し込まれて57分に同点とされると、以降は互いに攻め合う姿勢を見せながらゴールを割れず、1-1の痛み分けに終わった。

見事なプレースキックから勝機を引き寄せたものの、白星スタートに繋がらなかったメッシ。試合後、「追いつかれたことでチリに安心感を与えてしまった」とPKからの失点をターニングポイントだったと回想し、落胆した。

「同点になったことで彼らに安心感を与えてしまった。チリはボールを握り始め、僕らは思うようにボールを取れなくなってしまった。それでゲームは難しくなってしまったんだ」

勝ち越しのチャンスを作りながらも決め切れなかったアルゼンチン。勝利のために欠けていたものとして「冷静さ」と答えたメッシウルグアイ代表戦から再スタートだと次戦での大会初勝利に向けて意気込んだ。

「僕らは冷静さを欠いていた。もっと速くプレーしたり、ピッチは味方しなかったけれど、ボールをコントロールしたりする必要があった。同点にされてからは、チリの方がそれをやっていた」

「勝って(大会を)スタートしたかった。難しいライバルとの初戦に勝つことが重要だった。次はウルグアイと当たるが、またきっ抗した難しい試合になるだろう。このコパの最初の2戦はとてもタフだ。だから、なんとか初戦を取りたかったけれど、(切り替えて)ウルグアイ戦から始めるしかない」

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