ガンダムをモチーフにした面白作品がツイッターで話題です。「ザク通信強化型」というつぶやきと共に投稿された2枚の写真に写っているのは公衆電話を背負ったザクIIと、その公衆電話の受話器を丁寧に両手で持ち、誰かと通話をしている様子のシャア専用ザクII

 ツッコミどころ満載ツイートには2万件のいいねと130件ものリプライが寄せられ「ミノフスキー粒子散布下の戦場では有線通信が重要なので重宝されそう」「これもう無条件に笑うしか無いヤツwwww」と、写真に対する多くのツッコミと、状況を推察する声でにぎわっています。

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 投稿したのはマイクローン(東映版)さん(@gridman13)。この写真は過去にも投稿しており、その際に反応が良かったこともあり、改めて「#あなたの自慢のザクを見せてください」を付けた上で再投稿したのだといいます。

 ザクは「可動戦士」と呼ばれるシリーズのキット、公衆電話ガチャガチャのものを使用しています。販売時期も違えば、サイズスケールも異なる両者が、奇跡的にぴったりなのも面白いですよね。さらに公衆電話は「幻の公衆電話」とも呼ばれている「デュエットホン」。こんなにレアなものを用意出来るとはさすがジオン公国軍です。

 ザクに公衆電話を背負わせるという、ユニークな構図はMSVに登場する「ザクマインレイヤー」を見て思いついたものとのこと。ザクマインレイヤーは機雷を散布するための大型のバックパックを搭載していることが特徴です。バックパックを公衆電話に見立てられるのはマイクローンさんの柔軟な発想があってこそのものでしょう。

 ツイートに2万件もの「いいね」が付き、大きな注目を浴びていることについては「両面テープで貼っただけ(笑)のネタ、しかも二度目の投稿なのに、ここまで伸びるとは正直思ってませんでした」とコメント。こういった遊びが出来て、なおかつクスッと笑えるようなネタに対する理解者が多いことも、ガンダム自体がもつ作品の魅力なのかもしれませんね。

<記事化協力>
マイクローン(東映版)さん(@gridman13)

(山口弘剛)

時代はオールドタイプ?公衆電話を背負うザクがツッコミどころ満載