ふかわりょう

16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、ふかわりょう岩手県盛岡市で発生した9歳児が自動車を運転し、事故を起こしたニュースについて、警鐘を鳴らした。


■9歳児が自動車を運転

番組では岩手県盛岡市で、9歳の男児が自動車を運転し追突事故を起こしたニュースを取り上げる。警察の取り調べに対し両親は「自宅に自動車がなくなったことに気がついてすぐに探したが、見つからなかった」と話したのだという。

車に詳しい安東弘樹は「平均身長を調べてみたんですよ。9歳で日本の場合は130 ~ 135 センチなので、前が見えているか、見えていないか、ギリギリだと思う。子供の頃から、車を運転したいという願望はあったので、ちょっと運転してみたいっていう気持ちはあるんですが、でも危なかったですね。絶対前はちゃんと見えていない」と語った。


関連記事:大島由香里、ふかわりょうにMC交代で「酒の量増えた」と嘆き 「気圧差」も口に

■ふかわと前園も驚く

ふかわは「私も父が会社に行ってる間に、車の中に入って、友達と何かこう、ごっこを(やったことがある)。そこにエンジンをかけるという発想はなかったんですけど、やろうと思えば出来るんですかね」と驚く。

前園真聖も「エンジンをかけたりとか、アクセルを踏むって言うことをちゃんと認識している…」と絶句。安東は「運転している大人を見れば、今は簡単なんです」と、9歳児でも自動車の運転ができてしまう可能性があるという見方を示した。

■9歳児なら理解できる?

その後番組はネット上で「鍵を持っていれば簡単にエンジンが掛かってしまう」という声があることを紹介する。

ふかわは「メーカーとして、子供が簡単に運転できないようにっていう意識はありますよね?」と指摘するが、「どちらかというと、運転そのものを簡略にする方向にはなっている」と安東。

さらに安東はふかわの「ブレーキを踏みながらボタンを押さないとエンジンが掛からない」という指摘にも「9歳ぐらいだと、お父さんがやっているのを見ればわかると思う」と分析した。


■ふかわが事件に持論

話を聞いたふかわは「教訓にして、ちゃんと鍵は子供の手の届かないところにっていうところが問われますかね」と指摘。安東も「全部マニュアルに戻るのも不可能で現実的ではないので」と同調する。

続けてふかわは「ご両親もまさかってことですからね。教訓にしたほうがいいですね」と警鐘を鳴らした。

減ることのない自動車の危険運転しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,732名を対象に実施した調査では、北海道や今回の事故が発生した東北など、自動車への依存度が高いとみられる地域ほど、危険運転に遭遇した人の割合が高くなっている。

自動車に「車に興味を持つ小学生が鍵を手にすると、運転できてしまう」というリスクがあることが判明した今回の事件。ふかわが指摘するように、子供が自動車の鍵を手にすることができないように、厳重な管理を徹底する必要がある。

・合わせて読みたい→9歳女児が親の車を運転し衝突事故を起こす 「海に行こうと思った」

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

ふかわりょう、9歳児の自動車運転事故に警鐘 「教訓にしたほうがいい」