NMB48からの卒業を発表した白間美瑠にとって、最後のセンター曲となる25thシングル『シダレヤナギ』が6月16日にリリース。その発売を盛り上げるリレー連載『みるみる道場』。メンバーからのお悩み&質問に、誰よりも熱い難波愛&難波魂を持つ白間が“気合”と“根性”をキーワードに答えていく対談。

【写真】NMB48白間美瑠が本郷柚巴の悩みに答える『みるみる道場』

■『みるみる道場』NMB48白間美瑠×本郷柚巴

今回は、ドラフト2期生の本郷柚巴(ほんごう ゆずは)が登場。

■「NMB48に入ったら面白いだろうなと思った」(白間)

白間美瑠】オーディションのアピール動画かな。「マジすか学園」風のMVで、めっちゃ気合入ってる子やなって思ったのが最初やな。アイドルになりたいという気合や熱い気持ちが込められていて、NMB48に入ったら面白いだろうなと思った。

本郷柚巴】もともと憧れの先輩が(山本)彩さん(※1期生、2018年卒業)やったので、もう絶対NMB48に入りたいと思っていて。指名をもらったときはホンマにうれしかったです。

白間美瑠】入ったときは12歳くらいで、ホンマに小さくて。かわいい~って感じやったもんな。

本郷柚巴】美瑠さんは大人っぽくて、カッコよくて。それなのに面白いし。ステージでのパフォーマンスもすごく好きです。ずっと目で追っちゃいます。

白間美瑠】うれしいなぁ。最初、加入したばかりのころはグイグイきてくれて「美瑠さんと、こんなことしたいです」って話しかけてくれたのに、歳を重ねるにつれてお姉さんになっちゃって。最近は全然、話に来てくれないから寂しい! 

本郷柚巴】年齢が上がるにつれて、あんまり先輩に甘えられなくなっちゃって。

白間美瑠】もっと甘えてきて!何歳になったん?

本郷柚巴】18歳になりました。

白間美瑠】もうそんな!?意外と大人やった…!

本郷柚巴】そうなんです(笑)。後輩もいっぱい入ってきて、年下のメンバーも多いので、今まで先輩方に甘えてきた分、次は後輩に甘えてもらいたいなと思うようになりました。

白間美瑠】おー!かっこいい!でも、私は常に、後輩にも甘えたい(笑)。ちゃんと大人になってるんやなぁ。最近はすごくしっかり者な一面もあるし。うーちゃん(加藤夕夏)が「ダンス間違えて、ゆずにめっちゃ怒られた」ってよく言ってるもん。

本郷柚巴】あはは!そんなこと言ってるんですか(笑)。ダンスに関しては、振りを揃えたいなと思うタイプなので、レッスンの動画を見て「ここ、ズレてるな」と思ったら、すぐに連絡しちゃうんです。

白間美瑠】後輩からは、なかなか言いにくいことやから、ゆずみたいな存在はありがたい。

本郷柚巴ドラフト2期生って忘れられがちな存在なので、次は私たちドラフト2期生の存在感を出していきたいし、後輩にはカッコいい背中を見せたいなと思っています。最後の1期生の美瑠さんが卒業しちゃって、プレッシャーもあるんですけど…。

白間美瑠】ゆずみたいな若い子がそこまで考えてくれてるんやって思うと、すごく頼もしい。NMB48のことを考えてくれてるなって。あんまりこういう熱い話をしないから、新鮮!

本郷柚巴のお悩み「体型維持の方法が知りたい」

本郷柚巴】私、この間初めてグラビア撮影をしたんですけど、美瑠さん、たくさんグラビアをやっていらっしゃるので、その体型維持の方法が知りたいです。

白間美瑠】初めて!?おー、楽しみ~!体型維持なぁ。難しいよな。私、最近朝ごはんオートミールに変えてみた。おかゆみたいにして食べるだけなんやけど、お腹にたまるから夜までご飯を食べなくても大丈夫。栄養価も高いから、ヘルシーやで。あとは、ジムかなぁ。

本郷柚巴】今、わりと食べるものも気にしてるので、参考にしてみます。筋トレは毎日してるんですけど、それだけでいいと思いますか?

白間美瑠】私は、毎日ちゃんと汗をかくって決めてるんやけど、そうやって続けられる目標を作るといいのかもしれない。体力作りにもなるし、何より健康になるし。

本郷柚巴】あと、もうひとつあるんですけど、まだ選抜に入ったことがなくて…。気持ちの面では、すごく入りたいんです。美瑠さんはセンターになりたいという思いを叶えてきたと思うので、そのモチベーション、メンタルの部分をどう保ち続けてきたのか聞きたいです。

白間美瑠】ライバルがいたことで、モチベーションを保っていた感じかなぁ。自分にないものを持ってるメンバーを意識して、絶対に越えてやろうという気持ちを持つことで成長したと思う。ライバルと競うのが合わない子もいるけど、ゆずは負けず嫌いやから、ライバルをまた作った方がいいかもな。

本郷柚巴】やっぱりライバルって大事ですよね。私もずっと(西仲)七海(※ドラフト2期生、2017年卒業)と比べられていて、絶対負けたくないってがんばっていたんですけど、七海が卒業しちゃってからは競い合う子がいなくなっちゃって、どうしたらいいんだろうって。

白間美瑠】分かる。私もふぅちゃん(矢倉楓子※2期生、2018年卒業)が卒業したときは、ちょっと迷ったもん。でも、上には上がいるし。次の目標を早く作った方がいいと思うな。

本郷柚巴】もっと上を目指さないとダメですよね。後輩に対して焦る気持ちもあるんです。5期生からが後輩で、選抜にもいっぱい入ってるし。ファンの方には焦らなくてもいいよと言われるんですけど、やっぱりうれしい報告はしたいし。めちゃくちゃ焦っています。

白間美瑠】悔しいよな。でも、そうやって焦って負けたくないという気持ちもモチベーションに変えたらいいんじゃない?ゆずならできると思うから。

■「キャプテンを支える存在になりたい」(本郷)「熱い気持ちを聞くことができてうれしい」(白間)

本郷柚巴ドラフト候補生のときから、キャプテンになりたいと思っていたんですけど、最近はキャプテンを支える存在になりたいと気持ちが変わってきたんです。「NAMBATTLE」のきゅんmartでもリーダーの(塩月)希依音を支えたいなと思って、副リーダーになって。今まで、アカリンさん(吉田朱里※1期生、2020年卒業)がこじりん(小嶋花梨)をずっと支えてきたように、そのポジションに立てたらいいなと思っています。

白間美瑠】成長ってすごい!あんな子供だった子がキャプテンを支えるっていう一番大変なポジションに立ちたいって思うようになるなんて。そういう熱い気持ちをちゃんと言葉にして聞くことができて、すごく頼もしいし、うれしい。

本郷柚巴】「NAMBATTLE」で考え方も変わったんです。これまでやったら、ちょっとしたことで傷ついて、ひとつのことにずっと悩んで考えることもあったんですけど、吹っ切れました。全部が軽くなりました。

白間美瑠】ゆずには、もっと自分が思ったことをいっぱい発信してほしいなって思う。「選抜に入りたい」「センターになりたい」っていうのを、どんどん発信して、周りのメンバーの心に火をつけていってほしい。

本郷柚巴】美瑠さんが卒業発表されたとき、プレッシャーとか、焦りとか…。NMB48はこれから大丈夫かなって、自分でもたくさん考えるようになりました。ファンの方に「大丈夫かな」と思わせないくらい、勢いのあるいい風を吹かせたいと思います。がんばります!

白間美瑠】こんなにカッコいいことを言ってくれるなんて!後輩のなかでも、NMB48らしさがある子やから、その根性を後輩に伝えていってほしい。いい言葉をたくさん伝えられるメンバーやし、いっぱい後輩の心を動かしていってほしいなと思う。がんばってな!

取材・文=yoshimi 構成・取材協力=野木原晃一

『みるみる道場』今回は、NMB48本郷柚巴(左)×白間美瑠(右)/(C)NMB48