マンチェスター・Uアトレティコ・マドリードに所属するイングランド代表DFキーラン・トリッピアーに関心を示しているようだ。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 一部ではアトレティコ・マドリードでの給与に不満を持っているトリッピアーが母国復帰を望んでいることが報じられている。そんな同選手に対し、マンチェスター・Uが関心を持っているようだ。

 今回の報道によると、マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督がトリッピアーの多様性を評価しており、今夏の獲得を狙っているという。しかし、アトレティコ・マドリードが設定している3400万ポンド(約53億円)の契約解除金や、提示している2000万ポンド(約31億円)の移籍金などの要求には応じない模様で、合意まではまだ隔たりがあることが伝えられている。

 現在30歳のトリッピアーは2015年にバーンリーからトッテナムに加入。2016-17シーズン終盤にイングランド代表DFカイルウォーカー(現マンチェスター・C)からポジションを奪うと、以降は右サイドバックのファーストチョイスとして活躍。2019年にアトレティコ・マドリードに加入した。今シーズンは賭博規定違反により、FA(イングランドサッカー協会)から全世界で適用される10週間の出場停止処分が下された影響があったものの、公式戦35試合の出場で6アシストを記録した。

アトレティコ・マドリードに所属するトリッピアー [写真]=Getty Images