日本一ソフトウェアは、百合サバイバル・アドベンチャー『こちら、母なる星より』10月28日に発売すると発表した。プラットフォームはPS4Nintendo Switch。価格は通常版、ダウンロード版とも税込7678円。

 『こちら、母なる星より』は、荒廃した池袋で女の子6人が手を取り合いながらサバイバル生活を営む百合要素を含む、アドベンチャーゲーム。

 ある朝、クルーズ船で目を覚ました6人の女の子たち。クルーズ船の中はとても静かで、どれだけ探してみても人の姿はない。なんとなく覚えているのは「お互いの名前」と「6人で旅行に来ていたこと」だけ。どうにかして船から脱出をすると、外の世界には荒廃した池袋が広がっていた。こうして女の子6人は、池袋でのサバイバル生活を始めることとなった。

 誰もいない池袋では、食べるものも寝るところもすべて自分たちで用意しなければならない。毎日、同じものを食べて、同じところで寝ることで徐々に絆を深めていくと、大切な相手を見つけ、それぞれの距離感が縮まることも。誰もいない池袋では数々の謎が待ち受けており、この世界の真相に近づくことになる。

(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)
(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)
(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)
(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)
(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)
(画像は『こちら、母なる星より』公式サイトより)

 本作は2019年に日本一ソフトウェアが発売したじんるいのみなさまへの路線を踏襲したアドベンチャーゲームといえそうだ。キャラクターデザインは『じんるいのみなさまへ』と同じく春夏冬ゆう、またシナリオも『じんるいのみなさまへ』でメインシナリオの一部、ならびにノベライズ版を担当した伊西殻氏が担当している。

 システムはまだ謎のヴェールに包まれているので、どのような内容になっているのか続報を待ちたいところ。『こちら、母なる星より』は10月28日に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman