ミランは17日、チェルシーからイングランド代表DFフィカヨ・トモリを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。

 トモリは1月にミランレンタル移籍で加入し、主力として活躍。ミランは契約に含まれていた買い取りオプションを行使し、2025年6月30日までの4年契約を結んだ。

 トモリはカナダにルーツを持つ23歳。2005年にチェルシーアカデミーに入り、2016年にトップチームデビューを果たした。その後は出場機会を求めブライトン、ハル・シティへの武者修行を経験し、2018-19シーズンにはチェルシーレジェンドであるフランク・ランパード氏が監督を務めていたダービー・カウンティでもプレーした。

 ランパード氏のチェルシー指揮官就任が決定した2019-20シーズンは同クラブに復帰し、公式戦22試合に出場した。しかし20-21シーズンは出場機会を減らし、2021年1月にミラン移籍を決断。ミランでは公式戦22試合に出場し、8シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。

ミランへの完全移籍が決まったトモリ [写真]=Getty Images