梅沢富美男

17日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、梅沢富美男が20日で沖縄を除く9都道府県対象の緊急事態宣言解除を発表した菅義偉首相と、東京五輪無観客開催を公約にした一部都議会議員に怒りを爆発させた。


■宣言の解除に梅沢が…

菅首相が緊急事態宣言の解除と東京五輪開催に意欲を示す記者会見を見た梅沢は「ただ通り一遍のお話をするだけで。オリンピックはやりますって言ってるのと一緒だよね」と話す。

続けて「俺は反対でもなんでもないんだよ。気分的にやらないほうがいいなと思ってるよ。オリンピックをやるんだったら無観客だね。だってそうでしょう? みんな頑張って我慢して、店がつぶれても頑張ってきた」と訴える。

そして「オリンピックをやりたいなら、やればいい。その代わり、皆さんには『我慢してください』っていうことを言ってるんだから、補償をちゃんとしてあげなよ」と強い口調でまくし立てた。


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■一部都議の公約に激怒

梅沢はさらに「頭にきてね、寝られなかったんだ。都議会選挙があるよね。そこで、無観客でやることを選挙公約にいたしますって言った人がいるとか、いないとか聞いたんだ」と話す。

そして「なんだ? 無観客にするのは、都議会議員が決めるのかい? 都知事が決めんのかい? 国が決めるのかい? はっきりしてくれよ」と指摘。

さらに「スポーツとかオリンピックを、政治家の政治のネタにするなよ。悔しいね。当選して無観客にできなかったらどうするの? 辞めるの? 辞めないでしょ」と激怒した。

■「五輪を政治の道具にするな」

怒りが収まらない様子の梅沢は、「オリンピックは誰のためにやるんだよ。政治家のためにやるのか? 都議会議員のためにやるのか? そうじゃないだろ」とバッサリ。

「4年間頑張って、努力して努力して寝ずに努力した選手たちが4年に1度のオリンピックに出たいっていう選手のためのスポーツだよ。それを政治の道具にするなよ」と怒る。

さらに「(酒の提供時間が)7時、8時でそんなもの商売になるかい? そんなことをわからずにしゃべってるんだ、みんな。じゃあ、選手も酒を飲ませちゃダメだよ」と訴えた。


■発言に称賛の声

約5分間、東京オリンピックのあり方や都議会議員の政策について猛批判を展開した梅沢に、視聴者からも「よく言ってくれた」「国民の気持ちを代弁してくれた」など、称賛の声が上がっている。

忖度を一切せず、菅首相や都議会議員、そして五輪開催のあり方についてズバッと斬り込んだ梅沢。その歯切れの良さと勇気は、さすがのものがあった。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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