人気グループ・Sexy Zoneの菊池風磨、SixTONESの田中樹が17日、都内で行われた主演舞台『DREAM BOYS』製作発表会に出席。菊池が主人公、田中が主人公のライバルで親友役を演じる。主演・座長を務める菊池は「10年来の付き合いである樹とできることがうれしいし、光栄」と喜んだ。


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『DREAM BOYS』は2004年にジャニー喜多川氏の作・構成・演出、滝沢秀明主演によって初演を迎えて以来、20代のジャニーズのタレントによって繰り返し演じ継がれてきた舞台。これまでの17年の間、亀梨和也(04〜12年)、玉森裕太(13〜18年)、岸優太(19年〜21年1月)らが主演を務めており、菊池は15年9月12日から20日に行われた中山優馬主演の同舞台にて、主人公のライバル役を演じた。わずか9公演の出演となったが、再登板を熱望する声が多く寄せられ、今回満を持しての主演に抜擢された。

同舞台主演の話は2、3ヶ月前に耳に入ったといい、菊池は「5度聞きくらいした」と驚き。「チャンプ役をやらせてもらってから6年が経った。そのときも帝国劇場が大きな場所だと認識していたけど、改めてもっと大きい場所だと感じた。プレッシャーはあるけどこうして帰ってくることができて光栄」と笑顔。演出は昨年に続いて堂本光一が担当するが、「(田中)樹を含めて3人で話す機会があった。ミュージカルとは、という話をし、僕たちらしい『DREAM BOYS』はもちろん、普段挑戦しないような演目に挑むのもいいんじゃないかとアドバイスをもらいました」と明かした。


チャンプを演じる田中とは、同じ年に事務所に入所した同期。グループは違えどプライベートでも仲がよく、デビューにこぎ着けるまで切磋琢磨した仲だ。


菊池は「ジュニア時代もずっと一緒にいた仲間。お互いに知らないことはおそらくない。一緒にいるとふざけあっていた2人が、こうして今日記者会見をさせてもらい、帝国劇場に立つのが信じられない。知り合った当時の僕らからしたら考えられないこと」としみじみ。また、「ジャニーさんから僕ら2人まとめて“不良”と呼ばれていた」といい、「その不良が帝国劇場の真ん中に立つのは感慨深い。ジャニーさん今頃腰を抜かしていると思う(笑)」と語った。



『DREAM BOYS』は「ジュニア時代から憧れのあった作品」という田中は、「ずっとやりたかったチャンプ役。ジャニーズ事務所に入る前、滝沢くんの主演を客席で見ていた。常にDREAM BOYSに憧れがあった。リアルDREAM BOYSですね!」と夢を掴んで満面の笑み。仲良しの菊池とのタッグについては、「風磨とやれるなら『いいものを作り出すには上手くやれる』と思った。いままで作り上げたDREAM BOYSを残しつつ、そこに僕と風磨の色がエッセンスとして加わるのではないかと確信がある」と自信たっぷりだ。


歴代の『DREAM BOYS』主演たちは数々の大技をステージで披露してきた。菊池は「なるべく先輩たちの大技を記憶から消している(笑)」とプレッシャーに感じているようで、「構想としては…命綱なしのフライングかな」とすると、田中が「無理だろ。大技じゃなくてそれは飛んでいる。大ニュースになるよ」とすかさずツッコみ。息ピッタリのやりとりで沸かせた。


舞台にはそのほか、前作に続いて7 MEN 侍と、初登場となる少年忍者も出演することも決定。7 MEN 侍の中村嶺亜は「出演が決まってから風磨くんが『まずは体を大きくするところから始めよう』と言ってくれたので、みんなでジムに行って鍛え直しています」といい、少年忍者の川崎星輝も「我々も線が細い人がいっぱい。身長高いのに体重は軽い人いるので、華奢なのが不安にある」と体作りに励むことを誓っていた。


舞台は9月6日から29日まで東京・帝国劇場にて上演する。

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