6月17日、舞台「キューティーハニー CLIMAX」が東京・シアター1010で開幕。初日公演を前に囲み取材が行われ、新キャストとなるサイバーハニー役の相澤瑠香(ラストアイドル)とラブリーハニー役の行天優莉奈(AKB48)が、3作連続で出演する主演の上西恵(キューティーハニー役)、佐藤日向(ジャンパーハニー役)、西葉瑞希(スイーツハニー役)と共に出席した。

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原作は永井豪の大ヒットコミック「キューティーハニー」。2020年2月に舞台「キューティーハニーEmotional」が上西恵主演で上演され、9月から10月にかけてライブを中心とした第2弾「キューティーハニー The Live〜秋の文化祭〜」を上演。そして、今回の「キューティーハニーCLIMAX」が舞台版3部作の完結編となる。

ステージに登場すると、相澤が「この『CLIMAX』で初めてサイバーハニーを務めさせていただきますが、ハニー5人の絆も強いですし、とにかく熱いステージになっています。このご時世、なかなかお客さんに届ける機会がなかったりしますが、そんな状況の中での開催になるので、私たちのエネルギーを皆さんに感じていただきたいです」とコメント。

行天も「私も初めて『キューティーハニー』の舞台に出させていただきます。演技パートとライブパートがあって、すごく盛りだくさんです。殺陣も初めてなんですけど、頑張りたいです」と意気込みを語った。

相澤は「前回(秋の文化祭)では同じグループの池松愛理がサイバーハニーを務めていたので、すごく意味がある役になるなと思いました。グループから離れて活動することがあまりなかったので、最初は緊張していましたが、初演から出演されている3人(上西、佐藤、西葉)だったり、同じく今回から参加されている優莉奈さんともすごく仲良くさせていただいて、役だけじゃなく絆が深まったと思っています」と共演者とのチームワークの良さを伝え、「(稽古が始まってからは)睡眠の質を高めようと思って、夜はアイマスクと足の疲れを取ってくれるシートを貼っているので、今日も万全です!」とコンディションの良さもアピールした。

行天は「ラブリーちゃんは自分のことを“かわいい”と思っていて、自分のことが大好きです。私とは反対の性格なんですけど、アイドルだったらそんな感じなのかな?って。なので、演じる時、『私、アイドル(AKB48)の時より、(ラブリーハニーの時の方が)アイドルらしいな』って思いました(笑)」と、ラブリーハニーを演じるのを楽しんでいる様子。

キューティーハニー」にちなんで、自身のキューティーな部分を聞かれると、相澤は「声をファンの方に『いいね』って言っていただけるので、その声を生かしてサイバーっぽく頑張りたいです」と回答。

行天は、登壇した共演者から「行天ちゃんは天然」とか「人の心を読む役なのに、読み間違えたりする。でも、それにも癒やされる」というエピソードが飛び出し、“存在自体がキューティー”と言われ、「めっそうもございません」と恐縮しながらも、「では、そういうことに(笑)」と笑顔を見せた。

囲み取材で着ていたのは、新衣装のナース服。これについて相澤は「シンプルなナース服だと思っていたので、初めて見た時はビックリしました。でも、キラキラしていて、『キューティーハニー』を見てくださる皆さんが元気になるような、世界観が反映された衣装だと思います。ライブパートでもこの衣装でやらせていただく日もありますので、ここでしか見られないハニーちゃんたちを見ていただけたらいいなと思います」と印象を語り、行天も「ここ(胸元)がこんなにパックリ開いていて、『へ?』って思ったりしたんですけど(笑)、体のラインがすごく出る衣装で、皆さんのスタイルの良さが際立っているすてきな衣装だと思いました」と、新衣装の魅力を伝えた。

◆取材・文・撮影=田中隆信

AKB48行天優莉奈が舞台「キューティーハニー CLIMAX」の囲み取材に登壇した