ブラックマヨネーズ・ブラマヨ・吉田敬(写真提供:JP News)

お笑いコンビ・ブラックマヨネーズ吉田敬が18日、自身の公式ツイッターを更新。小学生の夏場のマスク着用についての考えを語った。


■観客の「マスクマナー」に

吉田は、今月16、17日にブラックマヨネーズが大阪・なんばグランド花月の公演に出演したことに触れ、「このご時世に来てくれたことと、マスクマナーを皆様完璧にしてくれていたことに感激!」とツイート

「ただ、笑いが止まらんようになっている人がいたな? マスクがしんどかったんちゃうか。悪かったな」と記していた。


関連記事:為末大氏、大阪・小5男児死亡事故でマスクの危険性訴え 「体育の時は外してあげて」

■小学生のマスク着用に関心

このツイートに対し、ユーザーから「マスクマナーと言われると子供たちに同調圧力がかかります。子供たちのマスクを外してあげたいので、マナーにしないでほしいのです…」との意見が。

これに反応した吉田は、「きっと、貴方と俺は同じ意見と思います」とし、「小学生がマスクして体育の授業をするのであれば、これから先、夏は多分来ますのでヤバい。夏、小学生にマスクさせて体育の授業をする学校は、バカやな」とつづっている。

吉田は以前から小学生のマスクの着用に関心を寄せており、今月2日にはツイッターの投票機能を使って、「小学生の屋外でのマスク着用について」というアンケートを実施。その結果、「絶対にない方がよい」という意見が最多となっていた。

■文科省の見解は

熱中症とマスクの関係については現在研究が続けられているが、マスクをしていると、つけ外しのわずらわしさから水分補給を控えがちになるなどのリスクへの指摘もある。

とくに子供の場合には、マスクによって十分な呼吸ができなくなるといったことも考えられ、文科省では、運動時にはマスクの着用は必要ないとの見解を示している。


■厚労省も呼びかけ

また、マスクを着用すると皮膚からの熱が逃げにくくなるとして、厚労省では、屋外で人と2メートル以上の十分な距離を保てている場合にはマスクを外すように呼びかけている。

気温が高くなってくるこれからの季節は、子供も大人も状況に合わせてマスクを着脱することが、改めて重要になってきそうだ。

・合わせて読みたい→「脱マスクの生活まで2〜3年」が話題に この期間をポジティブに捉える人も

(文/しらべぇ編集部・けろこ

ブラマヨ吉田、小学生のマスク着用での体育に苦言 「夏はたぶん来ますのでヤバい」