デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが18日に退院した。

エリクセンは12日に行われたユーロ2020グループB第1節のフィンランド代表戦に先発したが、前半途中に卒倒。心肺蘇生法(CPR)などの救命措置を受けた後、試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、入院している。

その後、容態が安定しているインテルMFは、心臓発作の再発を防ぐべく植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けていた。

そして、デンマークサッカー協会(DBU)は18日、無事手術を終えたエリクセンが病院を退院したことを発表。同選手は退院後、ヘルシンゲルにある代表チームのトレーニング拠点を訪問し、チームメイトたちとコミュニケーションを取り、現在は自宅で家族と共に療養生活に入るとのことだ。

また、同声明の中でエリクセンは世界中のフットボールファミリーに向けて感謝の意を改めて伝えている。

「これまで届いた多くのメッセージに感謝を伝えたい。それを見ることで本当に素晴らしい気持ちになることができたよ」

「手術は無事に終わり、この状況下でも元気に過ごしているよ」

「昨晩、素晴らしいゲームをプレーした仲間たちと再び会えたことは本当に素晴らしいことだった。改めて言うことではないけど、月曜にロシア戦を控える仲間たちを応援するつもりだよ」

今後の戦列復帰の可能性についてはすでに多くの議論がなされているが、ひとまず退院という最初のステップを踏んだエリクセンには愛する家族と共にしっかりと身体を休めてほしいところだ。

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