ウエイトトレーニング・インストラクター・ジムkazuma seki/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

数ヶ月前から近所のジムに通うようになり、ウエイトトレーニングに夢中になっていたフィリピンの女性。しかし、ある男のインストラクターを敵に回したことをきっかけに、ジムを追放されてしまった。納得がいかない彼女の心境を、『Tyla』『Mirror』など海外のメディアが報じている。


■男性インストラクターと友達に

フィリピン・ルソン島のパンガシナン州の自宅で両親とともに暮らすファーン・ヴィラセランさん(22)は、会計士として働くかたわら、今年2月から近所のジムに週6日も通い、熱心にウエイトトレーニングを続けてきた。

そんななか、彼女はある男性インストラクターと友人関係になったが、彼はとんでもない人間だった。プライバシーを重んじ、名前などは明らかにされていない。


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■「臀部の筋肉の張りを確認」

インストラクターは異様なほどファーンさんにつきまとうようになり、重いバーベルでスクワットをするなど、身動きが取れないときに限ってヒップをぎゅっとつかんだり、ピシャリと叩いたりするようになった。

不快に感じたファーンさんは距離を置き、ジムの支配人に苦情を入れた。しかし、インストラクターは「臀部の筋肉の張りを手で確かめただけ。誰に対してもやっていること」と説明。その主張が認められたという。

■告発動画投稿にジムが激怒

腹を立てたファーンさんは6日、ジムの目立たない場所にスマートフォンをセットし、トレーニングの様子を背後から録画することに。その動画はTikTokに投稿され、1万4,200人もいるフォロワーの間で大変な反響を呼んだ。

この展開に今度はジム側が眉をつり上げ、インストラクターとファーンさんの両者を追放。さらにTikTokに申し立てを行い、問題の動画も削除されてしまった。

ファーンさんは「なぜ私がジムを去らなければならないの? わいせつ行為の苦情を入れたのに取り合ってもらえなかった。だから証拠を録画し、フォロワーにジャッジしてもらっただけなのに」とまったく納得していない。


■告発は段取りが肝か

シンガポールのジムからも、同様の事例が伝えられたことがある。難度の高いエクササイズに挑戦する女性の下半身に、絶妙なタイミングで手を添えるパーソナルトレーナー。

女性が不快だと告げると、「下半身がしっかり固定されているか、ブレないよう筋肉をサポートしていた」と言い訳された。この彼女の場合、証拠の動画を撮影してからジムに苦情を入れており、パーソナルトレーナーはあっけなく解雇されたという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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