
東アフリカにあるケニア、キトゥイ郡の小さな村で、人の顔そっくりのマンゴの実が木にぶら下がっているのが発見され、地元の人々の間で大騒ぎとなっている。
アフリカでは未だ魔術が多く信じられており、病気や災いを祈祷する魔術師も存在する。この人面マンゴも呪術や魔術によるものではないかと噂になっている。
ケニア、キトゥイ郡の小さな村で大勢の人々が1本の木を取り囲んで写真を撮影している。そこにあるのは人の顔そっくりな人面マンゴだ。

まだ完全に熟れる前のマンゴの実の形状は確かに人間の顔に良く似ている。

住民の中には、これは魔術によるものだと信じる人もいるという。
というのも、この人面マンゴが発見される1週間前、車から落ちたヘビに男性が噛まれるという事故があったそうで、マンゴに浮かび上がった顔がその男性の顔そっくりだというのだ。
この動画がミュージシャンのキング・トゥンデ・エドヌットによってInstagramでシェアされると、一気に拡散されていった。
たしかに寂しそうなしょんぼりした人の顔に見えるが、マンゴが変形したことでパレイドリア現象が発生したと考えるのが妥当だろう。
月の模様がウサギの餅つきに見えたり、岩が人の顔に見えたりと、人は脳が知っているパターンを対象物に当てはめて解釈しがちなところがある。
とは言え、人面犬や人面魚あれど、人面マンゴというのはなかなか面白いものがある。
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