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飼い主が食べているとそれを真似する猫
 飼い主が何かを食べていると、それを真似して一緒に口をむしゃむしゃと動かす猫がいるという。これがエア咀嚼というやつなのか。

 食いしん坊な猫、バーシクは、飼い主の食べ物をねだることがあり、食べられるものだけあげていたところ、飼い主が食べている=自分も食べられるという脳内図式が出来上がり、パブロフの犬のごとく条件反射でこうなってしまったようだ。

【エアむしゃむしゃする猫】



Cat Mimics Owner's Snack Chomping

 ロシア、西シベリア平原の中央部の都市、スグルトに住む猫のバーシクは、飼い主男性がビールと一緒におつまみを食べているとそれをねだる。

 バーシクに甘い男性は食べられるものであればバーシクに与えていたという。すると男性が何かを食べていると、自分も食べられると学習してしまったバーシクは、男性がパクパクと口を動かしていると自分もエアむしゃむしゃをするようになったという。
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 何かを食べている男性の目の前に座り、その口の動きを真似するバーシク。

 このまま何もあげなくても食べた気になって、男性が食べるのを止めるとバーシクの口の動きも止まるのか?実際に何かもらえるまでむしゃむしゃし続けるのか?興味深いものがある。

 条件反射を知るために行われたパブロフの犬の実験では、犬にエサを与える時、ベルを鳴らしてから与えるという事を繰り返すと、ベルを鳴らすだけで犬がよだれを垂らすようになるというものだ。

 この猫の場合は、ベルが鳴る合図=男性が食べ物を食べている時なのだろう。この条件反射を「バーシクの猫」と名付けることにしよう、そうしよう。

 で、みんなが勝っている猫は「バーシクの猫」反応をする?

 
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