玉川徹

21日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、20日に東京・渋谷区JR東日本の変電所で送電トラブルが発生し、山手線などが一時運転見合わせとなったことを報道。乗客が長時間車内に閉じ込められた事態に、同局の玉川徹氏が言及した。


■乗客16万人が足止めに…

20日17時半ごろ発生した変電所の送電トラブルによって、山手線埼京線など6つの路線が全線復旧までに約4時間~4時間半を要し、およそ16万人に影響。

一部区間では、車内に閉じ込められた乗客を降ろす対応もとられ、その間、安全確保のため近くを走る総武線中央線の運行も停止に。


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■蒸し暑い車内に2時間半

この日の東京都の日中の最高気温は28℃。電気系統のトラブルにより空調もストップし、多くの乗客が蒸し暑い車内に閉じ込められる事態に。

番組の取材に応じた乗客の男性は「普通に座っていてジワジワ汗が出てきた」と話し、2時間半山手線の車内に閉じ込められた後、乗務員の誘導により200m先の目黒駅まで線路を歩く様子が流れた。

他県から訪れていた人も多く見受けられ「途方に暮れて人生終わったみたいな感じ」「静岡の家に帰れない」と困惑する声も。

■鉄道の安全対策に喚起も

玉川氏は、2時間半も車内に閉じ込められた乗客の体調を心配し「すぐに降ろすってことはできなかったんですかね?」と言及。

石原良純は「暑くて苦しいかもしれないけど、(車内に)いてもらったほうが安全」とし、避難するまでには時間を要する難しさを指摘する。

しかし、玉川氏は平日の通勤ラッシュや真夏のような過酷な状況だった場合に、長時間車内に閉じ込められればそれだけで具合が悪くなってしまうことも想定され、「判断は早いほうがいい」と指摘した。


■視聴者からも「大変だったろうな…」

インターネット上でも、「真夏や真冬に停電すると、電車のなかで死人がでちゃうよ!」「空調も止まってたんだし、小さな子供もいただろうし、大変だったろうな」といった声が多数。

中には、「電車に閉じ込められることを精神的に耐えられない人もいるしその場合体にも影響が及ぶ。安全最優先と言うならそうなった際のマニュアル整えておくのと、あと一つでもいいからトイレ装備して」と、トイレの設置などを求める声も見受けられた。

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(文/しらべぇ編集部・植野春香

玉川徹氏、山手線トラブルで2時間乗客閉じ込めに「判断は早いほうがいい」