株式会社メルカリより、「メルカリ」データでみる“ウエディング動向”をご紹介いたします。
2021年6月4日厚生労働省が発表した「人口動態統計」によると、2020年の姻件数は前年より12.3%減の52万5490組に急減しました。一方で、フリマアプリ「メルカリ」の「ウエディング」関連検索・出品・取引の動向を調査したところ、「幸せバトン」をキーワードに含むウエディング関連の出品が1年で約1.4倍※となり、お客さまの間でウエディングを応援する出品が増加傾向であることがわかりました。
※:2020年6月~2021年5月の出品数を2019年6月~2020年5月の出品数と比較

■ 「幸せバトン」とは?
自らが使用したウエディングドレスを次の人へ譲ることを表す言葉として広がりを見せる「幸せバトン」。メルカリでは主にウエディングドレスの取引を行う利用者の中で自然と広がってきたキーワードです。
■ 「幸せバトン」出品が1年で約1.4倍、2020年10月に急上昇
「幸せバトン」出品数の月別推移をみると、2020年10月に急上昇していることがわかります。また、以降の出品数は、2019年、2020年を上回る数値となっています。
■ お客さま(出品者)の声
出品物の商品説明欄に記載されているお客さまの言葉を一部ご紹介します。
  • 思い出の品として手元に残しておくことも考えたのですが、コロナ禍で結婚式を諦めてしまった方も多いと思うので、プチプラでセルフウエディングなどにも活用して頂けたらと思い出品しました。幸せのバトンを繋げられたら嬉しいです(一部抜粋)
  • 2次会用に買いました。コロナで中止、延期になった方にお譲りしたいです。中止または延期になったのコメントで1万円引き(一部抜粋)

  • トピック2:ドレス検索数はコロナ禍で低下、ウエディング関連商品の取引数は回復の兆し?
次に、2019年1月から現在までの「ウエディングドレス」検索数を確認しました。グラフからは、2019年6月のジューンブライド時期に検索数が伸長していますが、2020年6月は昨年対比で74.5%検索数が落ち込みました。
2021年1月~5月の検索数を見ると、2019年1月~5月並にはいたらないものの、2020年1月~2020年5月と比較するとやや回復傾向にあることが見てとれます。
ウエディングドレスに限らない、“ウエディングに関連する商品”の取引数は既に回復の兆しを見せています。2020年3月・4月に取引数が落ち込み、以降、昨対取引数を下回り続けますが、2021年2月~5月にかけてはコロナ以前の2019年2月~5月取引数を上回ることがわかります。

配信元企業:株式会社メルカリ

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