コパ・アメリカ2021に参戦中のチリ代表で規律違反があったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

新型コロナウイルス関係で紆余曲折ありながらも開催を敢行した今大会において、ここまでグループAで1勝1分けの首位に立っているチリ。各チームは徹底した感染対策を行いながら、外部との接触を遮断するバブル方式の中で活動を行なっている。

しかしチリ代表で最近、MFアルトゥーロ・ビダルとMFガリー・メデルら複数の選手が美容師をチーム内に招き入れたことが判明。メデルのインスタグラムでの投稿により明らかになったようだ。

これに対し、南米サッカー連盟(CONMEBOL)はチリ代表を糾弾。『ムンド・デポルティボ』によると、規律違反が減らない選手たちへの監督不届きから指揮官マルティン・ラサルテが辞任する可能性を指摘するメディアもあるとのこと。連盟は25000ユーロ(約326万円)の罰金を科したようだ。

一方、チリサッカー連盟(FFC)は声明を発表し、容疑を認めた。選手、美容師ともにPCR検査で陰性が確認されていたものの、接触すべきではなかったと述べており、関係者に経済的制裁を与えることを確認した。

なお、チリ代表に関しては、少なくとも6人の選手が宿泊先のホテルに女性を招いてパーティーを開いたとの噂もあるが、こちらは確証が得られていない状況のようだ。

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