イタリア代表指揮官として手腕を発揮しているロベルト・マンチーニ監督が華麗な足技でも見せた。

イタリアは20日に行われたユーロ2020グループA最終節でウェールズ代表と対戦。主力を一部温存した中、1-0で勝利。グループステージ3連勝で首位通過を決めた。

チームを上手くマネジメントしているマンチーニ監督だが、19分に見せ場が。ウェールズが左サイドに送ったロングパスが大きくなり、タッチラインを越えてテクニカルエリアのマンチーニ監督のもとまで届く。

すると、マンチーニ監督はバックステップを踏みながら右足を後ろに上げ、ノールックの状態でかかとでトラップを試みた。トラップしたボールはマンチーニ監督の背中に当たって転々としたが、スーツ姿かつスパイクではなく革靴を履いての挑戦ということも加味する必要があるだろう。

このシーンが『Bleacher Report』の公式ツイッターで「マンチーニのファーストタッチ」として公開されると、ファンからも「衰えていない」「イタリアンスタイル」「絵になるな」「かっこいい」と指揮官の容姿とテクニックを称賛する声が挙がった。

マンチーニ監督は現役時代にサンプドリア黄金期の一員として活躍。一方イタリア代表ではロベルト・バッジョの後塵を拝すことが多かった。

スーツ姿が絵になるマンチーニ監督率いるイタリアは30試合無敗とし、同国の最多記録に並んだ。3年前のロシアワールドカップ出場を逃した鬱憤を晴らすべく、決勝トーナメントでも期待が懸かる。



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