オランダ代表が21日に行われた北マケドニア代表戦で快挙を達成した。

 オランダEURO2020グループC最終節で北マケドニアと対戦。24分にFWメンフィス・デパイのゴールでオランダが先制すると、51分と58分にMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが追加点を挙げる。オランダは3-0で北マケドニアに勝利して、3連勝で決勝トーナメントに向けて弾みをつけた。

 オランダは2020年11月に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦以降、全試合で複数得点を記録。北マケドニア戦で3ゴールを記録したことで、オランダは10試合連続で複数得点を挙げたこととなった。

 データサイト『Opta』によると、10試合連続での複数得点はオランダ史上最長だという。これまでの最長記録は、1935年に達成した9試合連続での複数ゴール。この記録を破り、約86年ぶりに記録を更新した。

 また、この試合で2ゴールを挙げたワイナルドゥムは代表通算25点目を記録。元オランダ代表FWマルコ・ファン・バステン氏と元同国代表FWディルク・カイト氏の24ゴールを上回り、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏と並んだ。

快挙を達成したオランダ代表 [写真]=Getty Images