6月といえば「ジューンブライド」だが、昨年から続くコロナ禍結婚式を延期・中止した人も多いかもしれない。今月、厚生労働省が発表した「人口動態統計」によると、2020年の婚姻件数は52万5490組で、前年より12.3%減っているそうだ。

ドレス検索数はコロナ禍で低下、ウエディング関連商品の取引数は回復の兆し?

 そんな中、フリマアプリでは、ユーザー間でウエディングを応援する出品が増加傾向にあるようだ。メルカリ(東京)が「ウエディング」関連検索・出品・取引の動向を調査したところ、「幸せバトン」をキーワードに含むウエディング関連の出品がこの1年で約1.4倍となっている。

 「幸せバトン」とは、自分が使ったウエディングドレスを次の人へ譲ることを表す言葉。「幸せバトン」をキーワードに含む月別出品数は、2020年10月急上昇し、以降の出品数は、2019年2020年を上回った。出品者からは「思い出の品として手元に残しておくことも考えたのですが、コロナ禍結婚式を諦めてしまった方も多いと思うので、プチプラでセルフウエディングなどにも活用して頂けたらと思い、出品しました。幸せのバトンをつなげられたら嬉しいです(一部抜粋)」「二次会用に買いました。コロナで中止、延期になった方にお譲りしたいです(同)」などのコメントが寄せられている。

 結婚式を挙げずに写真撮影だけを行う「フォトウエディング」の需要も高まっているようだ。コロナ禍を経て、今後も結婚式へのお金のかけ方の価値観は多様化していくのかもしれない。

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