ユーロ2020グループF最終節、ポルトガル代表vsフランス代表が23日にハンガリーで行われ、2-2の引き分けに終わった。

4日前に行われたドイツ代表戦を2-4と完敗したポルトガルは3位に後退。引き分けでも突破となる中、ブルーノ・フェルナンデスがベンチスタートとなってレナト・サンチェスがスタメンとなった。

一方、ハンガリー代表に引き分けた首位フランスは、これまでの2戦のスタメンからラビオとパヴァールに代えてトリソとクンデを起用した。

ポルトガルがボールを持つ立ち上がりとなった中6分、C・ロナウドがヘディングシュートでオンターゲットを記録。

一方、徐々にポゼッションを上げていったフランスは16分に決定機。ポグバのスルーパスでディフェンスライン裏を取ったムバッペがGKと一対一になるも、シュートはGKルイ・パトリシオのセーブに阻まれた。

すると27分、ポルトガルがPKを獲得する。モウティーニョのFKをGKロリスパンチングでクリアにかかったところ、ダニーロの頭にパンチが入ってしまった。このPKをC・ロナウドが決めてポルトガルが先制した。

ハーフタイムにかけては先制したポルトガルが試合をコントロールしていたが、前半終了間際の45分、フランスにもPKが与えられる。ポグバの浮き球パスに反応したムバッペがボックス内に進入したところでN・セメドに倒された。このPKをベンゼマが決めてフランスが追いつき、1-1でハーフタイムに入った。

迎えた後半開始2分、フランスが逆転する。ポグバのロングスルーパスに抜け出したベンゼマがボックス右に侵入。左ポスト内側に直撃するシュートでネットを揺らした。ゴール直後はオフサイドを取られたもののVARでゴールが認められ、フランスが勝ち越した。

それでも58分、ポルトガルが二つ目のPKを獲得する。ボックス左ゴールライン際からC・ロナウドがクロスを上げると、クンデの手に当たった。このPKをC・ロナウドが決め、ポルトガルが追いついた。

イラン代表FWダエイ氏の持つ代表通算ゴール記録の109点に並ぶC・ロナウドのゴールで試合を振り出しに戻したポルトガルに対し、フランスは67分に3点目に迫る。ボックス手前中央からポグバの放ったミドルシュートが枠の右上を捉えたが、GKルイ・パトリシオのファインセーブに阻まれた。

後半半ば以降、フランスが押し込む流れとなった中、他会場の結果も考慮して互いに攻め込まずに2-2のままタイムアップ。フランスが首位通過となり、ポルトガルが3位通過となった。

ラウンド16でフランススイスと、ポルトガルベルギーと対戦する。


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