職場の人間関係がもう限界…

職場の人間関係がもう限界…

新潟県20代女性は1年半のニート期間を経て、近所のテナントに入っていた飲食関係の会社にパート採用されたが、わずか2週間で退職に至った。職場の人たちの振る舞いが威圧的だったからだ。女性は、

「採用され手続きをしていたとき、店の奥から『ガハハハ』と笑い声が聞こえてきました。頭の中で『たぶん苦手な人かもな……』と考えていました」

と振り返る。単なる杞憂で終わればよかったが、出勤初日、女性のイヤな予感は的中してしまった。(文:福岡ちはや)

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「社長から『簡単だから一度で覚えて』『この前入った子は2日で覚えた』と言われた」

働き始めて早々、女性は職場で洗礼を受けることになる。

「威圧的な言い方をする先輩がいて、『何なのこの人』と思いつつも、萎縮してしまいました。『ガハハハ』と笑っていた人はこの人だな、と思いました」

それから数日後、同じ先輩から「仕事を覚えようとしていない!」と強く指摘されたため、女性は社長に相談。しかし特に対処されることはなく、「何も変わりませんでした」と明かす。

この社長の言い方も、なかなか厳しいものだった。ある日、女性とパック詰め担当の先輩が冷蔵庫で仕分け作業をしていたが、まだ仕事に慣れない女性は作業が遅れてしまっていた。それを見た社長が「パック詰め担当より、4倍は早く終わる」とプレッシャーをかけてきたのだ。

「ほかにも、社長から『簡単だから一度で覚えて』『この前入った子は2日で覚えた』と言われ、また萎縮してしまいました」

女性は人よりも繊細な性格なのかもしれない。先輩や社長からのトゲのある言い方は、女性の心を深く傷つけていった。

家族に相談するも「頑張るしかない。まず1か月は働いてみなさい」

職場には優しく仕事を教えてくれる先輩もいた。しかし、その先輩の口からは、職場に対するネガティブな話しか出てこなかった。

「正社員登用を見据えての採用のはずでしたが、先輩は『3年働いているけどパートのままで、正社員は1人しかいない』と言っていました。また『正社員になったら、社長は怖い方向にガラッと変わる』『自分の親は社長の知人だけど、あんなところ辞めなと言っている』と聞き、怖くなりました」

不安を感じた女性は家族に相談したが、「頑張るしかない。最初はみんなそんなもんだから、まず1か月は働いてみなさい。大工場になるともっと酷い人間関係だぞ」と退職の道を否定されてしまった。女性は当時の心境について、

「自分ではどうしようもできなくて、精神を病む寸前でした。この生活を続ければ、毎日泣いて完全に病んでしまう。それに能力不足でクビになってしまうかもしれないと思いました」

と明かす。よほど追いつめられていたのだろう。結局、女性は次の仕事が決まる前に退職に踏み切った。その後、なんとか転職し、現在は年収200万円で正社員として働いている。

「食品をダンボールなどに仕分ける仕事です。1人怖い人はいますが、前職の威圧的な先輩に比べるとマシです。相談できる人もいるし、優しくて話しやすい人もいるし、転職してよかったです」

心を病んでしまう前に、退職を選んで正解だったようだ。

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ニートから社会復帰した20代女性のエピソード 威圧的な先輩に萎縮して2週間で退職