ルーキーの当たり年といわれている今季。各球団でルーキーの活躍が目立っているが、埼玉西武ライオンズにもスケールの大きい選手が存在する。それは、ドラフト6位指名で入団したブランドン内野手。25日に一軍に昇格し、ファンから期待の声が上がっている。


■ドラフト6位ルーキーのブランドン内野手

埼玉西武ライオンズ・タイシンガー・ブランドン大河

春季キャンプから一軍に帯同、オープン戦でもアピールを続け開幕戦からベンチ入りをはたし、プロ初安打が本塁打という離れ業をやってのけたが、4月3日熱中症で登録抹消。

その後、一軍復帰したもののバットから快音は響かず、打率1割6分7厘と結果を残せずファームで調整となった。


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■出塁率の高さに注目

ファームでは得意の打撃でアピールを続け、25日に一軍昇格が決定。

気になる成績は、打率3割4分8厘、4本塁打OPS出塁率長打率)は1.015と圧倒的な数字を残す。その中でも、注目したいのは出塁率の高さで4割3分9厘を記録。長打が打てるだけでなく、しっかりとボールを見極められる打者なのだ。

同じサードには、中村剛也内野手コーリー・スパンジェンバーグ内野手などライバルが多く、出場機会は限られてくるだろうが、豪快な打撃と出塁率の高さをみせてほしい。


■ファンからは期待の声が…

球団公式ツイッターにアップされたインタビュー動画では、「チームの勝利に貢献できるように一生懸命頑張ります。応援よろしくお願いします」と抱負を語ったブランドン内野手。ファンからは、「ファームで打っているから期待大」「これからのライオンズのキーマン」「これは楽しみ」など期待の高さが伺えるコメントが続出。

同じルーキー若林楽人外野手はレギュラーとして起用されていたが、試合中に左膝前十字靭帯損傷のケガを負って長期離脱中。同期の悔しさを晴らすため、若手のホープとして活躍をみせてほしいところだ。

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(文/しらべぇ編集部・小野田裕太

西武、ブランドン内野手が一軍昇格 ファームで残す「圧倒的な成績」にキーマンの声も