タレント・ヒロミにとっての“始まりのバイク”「ヨンフォア」を復活させる動画がYouTubeで話題を呼んでいる。

(参考:【写真】ヒロミが16歳から乗っていた青春のバイク「ヨンフォア」

 ヨンフォアとは、1974年に発売された「ホンダドリームCB400FOUR」のこと。当時珍しい、排気量400cc・4気筒と「4」にちなんだ仕様だったため、この愛称で呼ばれるようになった。1965年生まれのヒロミにとって、ヨンフォアは子どもの頃からの憧れのバイク。16歳の時には先輩のおさがりを譲り受け、毎日のように乗り回していたという。

 昨年4月22日、YouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」に公開された動画でヒロミは、ヨンフォアを傍らに置き、まるで親友の肩を抱くように手をまわしながら「青春時代はほんとにこいつと365日、毎日ずっと一緒にいた」と思い入れの強さを熱弁し、「僕が今いじったりしてるのは、このオートバイに出会って、このオートバイをいじったのが始まり。僕がオートバイをいじったり、車をいじったり、家なんかもそうだけど、その始まりがこいつだった」と目を細めた。

 さらに本動画でヒロミは、この「ヨンフォア」をバラバラに解体した上で、16歳当時に乗車していた仕様にカスタムするプロジェクトを始動させると宣言し、「興味ない?いいんです。僕がやりたいからやるんです」と言い、”バイクいじり”を開始した。

 その直後から、「バイクバラバラ大作戦第●弾」と題した動画シリーズを定期的に投稿し、CB400FOURの解体・リペアの模様を届けていたヒロミだが、昨年7月14日公開の「CB400FOUR のエンジンをバラしてみたー」というタイトルの動画以来、しばらく音沙汰がなかった。

 しかし、今年の5月14日、「【CB400FOUR】俺の青春バイクを復活させる!40年前の色を思い出しながら塗装してみた。」と題した動画をもってプロジェクトは再始動。本動画では、40年前の記憶をたどりながら当時のカラーを再現すべく、塗装作業に取り組んでいた。そして、このほど6月24日に公開された「【必見】俺の青春バイクヨンフォアを復活!」と題した動画では、ホイールの取り付け作業を行っていた。

 ちなみに、40年前に乗っていたヒロミのヨンフォアだが、肝心の再現元となるデータが、色あせた写真1枚のみだという。不鮮明な写真とおぼろげな記憶だけを頼りに作業を進めているため、ヒロミは常に手探り状態。塗装作業時にも「こんな感じだったかなー」と漏らしていた。

 遠くに霞む10代の思い出。当時を掘り起こし、青春のバイクを完全復活させることはできるのか? ヒロミの「ヨンフォア」動画シリーズに、引き続き注目していきたい。

(こじへい)

動画サムネイルより